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それでもJリーグ・オールスターを惜しむ。

 Jリーグのオールスターが、今年は代表の欧州遠征の日程と重なったために、物議をかもし続けてきた。両方に選ばれた宮本や中沢は、ずいぶんと無茶な日程で移動することになっている。(注)
 以前からオールスター不要論はあったが、そんなわけで今年はとりわけ厳しく槍玉に上がっているようだ。

 不要とされる理由には、主に「日程が過密でそんな暇がない」「代表がオールスターチームのようなものだから、それで充分」「スターは海外に出ていってJリーグに残ってないのだから無意味」「テレビの視聴率だって低いし」などがある。
 それぞれごもっともではあるけれど、日程は工夫すれば何とかなる可能性があるし、代表に選ばれず海外にも行かない好選手も大勢いるし、そういう選手をクラブのサポーター以外の人々に披露する機会はそれなりに貴重なものだし、視聴率が低いのにテレビ中継してくれるなんてJリーグには貴重な機会なのだから頑張って人気を上げることを考えた方がいいんじゃないだろうか。
 サッカー界にとっての優先順位が高くないことと、不要だということは、必ずしもイコールではない。

 英国人のサッカーライター、ジェレミー・ウォーカーはオールスターを「アメリカ的」と呼び、「サッカーの世界では、このコンセプトはとても異質なもので、意味も重要性もあまりないように思える」(2004/07/08 私のオールスター不要論)と言っているのだが、それはいささか短絡的な考えに聞こえる。
 2002年に、イングランドやブラジルのユニホームを着てスタジアムに集まった日本人を見て、サイモン・クーパーはいたく感激していた。欧州のサッカー文化にないものだからこそ価値がある、という場合だってあるのだ。「異質だから不要だ」と言うロジックが正しいのなら、90年代初頭に聞こえていた「日本にプロサッカーはなじまない」という声に圧されて、Jリーグは始まらなかったかも知れない。

 今年についていえば日程調整の失敗は困ったものだと思うし、昨今のサッカー界は行事が多いから日程上の困難は恒常化している。今年などは休んでしまってもよかったのかも知れない。
 それでも私は、できればオールスターは続けて欲しいと思っている。ストイコビッチほどの偉大な選手があれほどムキになって出場し活躍していた試合が、何の意義もないものだと考えたくはない(感情論です、はい)。

 近年は見逃してしまうことが多いので大きいことは言えないが、最初のオールスターゲームは、よく覚えている。東軍のMFはラモスと木村和司とリトバルスキーとサントスの4人だった。まさに夢の中盤で、ここからカズと武田の2トップにパスが出るのだ。見ているだけで幸福だった。

 スタジアムに見に行ったことも一度だけある。98年のワールドカップ・フランス大会の後の8月、横浜国際で開かれた試合だ。東軍は小野伸二とラモスのコンビ、西軍はドゥンガ、ストイコビッチ、名波浩のトリオが、それぞれ楽しかった。フランス大会直前に代表を外されたカズと北沢も揃って出場していた。大ベテランのラモスが、親子ほども歳の離れた高卒ルーキーの小野に丁寧にボールを預けるのを見ているだけで、ある種の感慨が湧いてきた。


 今は、代表の中心選手の多くは海外リーグに所属しているし、ドゥンガやストイコビッチのような世界的スターもJリーグにはいない。人々の興味が薄らぐのは仕方ない。にもかかわらず、従来通りの東西対抗という枠組みを漫然と続けていることに、問題があるのだと思う。そこからは何の対立軸も生まれない。

 頭を働かせれば、今のJリーグの中からも、人々の興味を引くような対立軸を見いだすことはできるはずだ。
 20代半ばの代表選手の多くが海外リーグに去ったのであれば、今のJリーグにいるのは、主に「老練な元代表選手」と「若いスター予備軍」ということになる(外国人選手の多くも、このどちらかに属している)。それなら、その両者を対決させてみたらいい。26歳あたりに線を引いて、その上下でオールスターを投票で選ぶ。代表歴のあるなしで分けてもいい。
 今それをやれば、たぶん「ほぼフランス大会代表」VS「ほぼアテネ五輪代表」になるだろう。これは結構面白そうではないですか。

 Jリーグオールスターといいながら対象がJ1だけ、というのも解せない。J1とJ2のオールスターを戦わせてみたらどうだろう。J2オールスターをカズが率いてJ1オールスターと戦ったら…。J2の存在感を世間にアピールし、リーグの階層化というプロ野球にはない特性を知らしめる効果もある。もしJ2が勝ってしまえば、次の対戦はさらに盛り上がるだろう。
 ほかにも、静岡で開催する年には「静岡県出身者選抜」VS「その他選抜」にするとか、組み合わせはいろいろあるはずだ。

 これは純然たる見世物なのだから、従来の形式に囚われる必要はまったくない。年度ごとの継続性など必要ない。むしろ、毎年新しい組み合わせを持ってきて、今年は何が見られるだろうかと期待させるくらいでなければ、ファンに飽きられても仕方がない。代表の劣化コピーのようなチームでなく、代表の試合とは違うものを見せることを考えなければ。

 私がオールスターの継続にこだわるのは、今のJリーグのシーズンが、なんとなく始まってなんとなく終わってしまう印象があるからだ。
 今年の2月から3月にかけて、サッカー界の最大のイベントはワールドカップ最終予選だった。去年は一次予選とアテネ五輪最終予選が並行して行われていた。どちらの年も、Jリーグの開幕はそれらの陰でかすんでいた。来年の春には、世間はドイツ大会のことしか考えていないだろう。
 シーズンの終わりはどうか。天皇杯と日程がかぶるのはいつものことだ。そして、今年からはチャンピオンシップもない。優勝を争う2、3のチームが注目されて、それで終わりだ(降格争いもあるけれど)。

 いつのまにか始まって、毎週試合をして、年末近くにどこかが優勝して、それで終わる。そんな、いささかメリハリに欠ける長いシーズンの中に、Jリーグ全体が集結するお祭りのような機会があってもいいのではないか。代表選手以外は一般メディアからろくに相手にされないという風潮に抗う機会にもなるはずだ。Jリーグの顔役たちが一堂に会する機会が、年末の表彰式だけというのでは寂しい。

 多くの人が言うように、今のオールスターには、あまり魅力はない。だが、まだ工夫の余地はあると思う。「このまま続けるか、やめるか」という二者択一のほかにも、選択肢はある。


注)
「両方に選ばれた宮本や中沢」という記述は勘違い。結局、ジーコはオールスターに選ばれた選手を東欧遠征から外し、ワールドカップ予選等のために日程上かなり協力してもらったJリーグに今回は譲歩した、という形をとった。(2005.9.27)

追記)
「折り返して逆サイド」経由で、オールスター擁護のfootさんの意見を読んだ。クラブへの愛情に満ちたいい感じの文章です。ご一読を。

「ボールとその周りのこと:Jリーグ オールスターについてその2」
「折り返して逆サイド:素晴らしきオールスター」

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コメント

今年は「オシム」監督がEASTの監督を務めます(苦笑)。それはさておき私はオールスターの存在意義は感じている方なのですが、いかんせん9チームから16人を選ぶのは結構難しいですよ(爆)。野球のように25人を6チームから選ぶほうがはるかに楽ですし、ファン投票は野手8人、投手3人の計12人を単独チームが独占することも可能ですが、Jリーグの場合は1チーム最大3人までの制限がありますから、ファン投票の「死に票」が増える場合があります(何か小選挙区制と比例代表制が合わさったようなシステムです)。

その辺の民意が反映できないシステムも支持を得られない理由の一つかもしれません。

投稿: エムナカ | 2005/09/16 23:44

ファン投票について補足ですが、以前は投票自体に1チーム3人の枠制限がありましたが、今は投票は単独チーム11人でOK、選出時に1チーム3人枠の制限で選び、監督推薦も含めて各チームから1人以上出場するようにメンバーが選ばれます。

逆にプロ野球の場合、以前ファン投票で第4の外人が選ばれそうになり、そのときは結局外人枠3人で4人目は選外となったと記憶していますが、その後オールスターでの外人枠はどうなったのでしょうか?

Jリーグの方は今は外人枠設定していないようです(レギュラーリーグは同時ベンチ入り3人までの制限あり、プロ野球も同様ですよね)

投稿: エムナカ | 2005/09/17 08:09

>エムナカさん

>いかんせん9チームから16人を選ぶのは結構難しいですよ(爆)。

どのチームでも、スターは大抵、前の方の選手ですしね。最終的に全チームから最低1人、というのもなかなか難しい。ジェレミー・ウォーカーは、今年は「アラウージョが出場できないオールスターは無意味」と断言しています。


>逆にプロ野球の場合、以前ファン投票で第4の外人が選ばれそうになり、そのときは結局外人枠3人で4人目は選外となったと記憶していますが、その後オールスターでの外人枠はどうなったのでしょうか?

正確なところは知りませんが、野球はあれだけ大勢選ぶのだから、外国人が4、5人いてもいいと思いますけどね。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/09/17 09:20

 鉄さん、ごぶさたしてます。

 いきなり私ごとですが、引っ越しして東京に来ました。
 僕もいろんなスポーツを実際に見るチャンスをつくって、その感動を、考えたことを、ここで報告できるようになりたいな、と思います。(てか、ブログ再開しようかな。そのほうがご迷惑じゃないですよね。。。)

 東軍西軍という区分け。確かに、紅白歌合戦の男性対女性と同じくらい、対立軸としては理由のない、平凡でつまらないものかもしれませんね。「なんでサッカーで関ケ原の戦いしなくちゃいけないのか」って言いたくなるような。だったら南軍と北軍でいいじゃん、みたいな。

 ただし、東軍西軍という分け方は、恒久的な、飽きの来ない区分けなのかもしれませんね。
 差し障りがない、とでもいいましょうか。
 それと、Jは企業より地域重視の発想でしたよね。そういうところから、地理的な「東西」という概念がなじんだのかもしれませんね。

  オールスターを魅力的にするため、何か面白い対立軸はないんでしょうかね。単に奇抜なアイデアをひねり出しても、すぐrに鮮度が落ちてしまうでしょうし。そういう意味では、年代別や、J1対J2は、長続きしそうな、おもしろそうな対立軸ですね。

 考えてみれば、プロ野球だって、セ・パというリーグの対立軸でオールスターをやっているわけですものね。
 これが支持されてきた理由は、「普段は見られない対決が見られる」っていうことなのでしょうから。

 ではそれがサッカーで可能か。
 セパって、事実上、戦力にかなりの格差があるんじゃなかったでしたっけ。それでも試合として成立しているのは、野球の特性なのでしょうか。

 もしサッカーに適用した場合、J1とJ2の格差が、仮にセパ以上の格差があったら、サッカーの試合として成立しないんじゃないかな、という不安があります。
 いわゆる、「まったく、野球の試合じゃないんだから」といわれるぐらい点差が開くゲームが、ままありますよね。オールスターでそれが出てしまっては、まずいかも。
 J1J2リーグ全体での選手層の薄さが露呈してしまうかも。

 (ところで、なぜ野球のオールスターは2~3戦も試合をやるんでしょうね。1回では、なかなか甲乙つけがたいスポーツだからでしょうか。
 その点、サッカーのオールスターが1試合しかやらないんでしたっけ?  これって、「サッカーは同じメンツなら何度やっても実力差が出るスポーツ」だからなのでしょうか。スポーツなんでも質問箱、みたいですいません。鉄博士、教えて下さい)

 単なる思いつきですが、南米系対欧州系にわけてやる(監督や選手でで分ける?実際どうやるかはわかりませんが)、なんていうのはどうでしょうか?
 

 とにかく、鉄さんもおっしゃる通り、興行、お祭りなんですから、選手自身も客も楽しめるような、夢の顔合わせ、取り合わせを考える、というのが、主催者や責任者の、あるべき発想の原点なんでしょうね。

投稿: penguin | 2005/09/18 06:51

以前Jリーグ日本人選抜vs.Jリーグ外国人選抜のJOMOカップというオールスター戦が10月10日前後に行われていました(この日の設定は文部科学省が指定している?体育の日の中央公式イベントの一環として行われるためでした)。

ただしJリーグバブルがはじけた後は各チームの外国人選手がかなり小粒になったため、毎回海外からゲストプレーヤー1人を招聘して盛り上げていました(主なゲストにロベルト・バッジョ、レオナルド(元鹿島)、チラベルト)。その企画もこのところの代表スケジュールの過密化(この時期にFIFAのインターナショナルマッチデーが設定されるため、どうしても代表戦のスケジュール優先になる)と、試合そのものの位置づけがもはや「ドリームマッチ」とはいえなくなったので、2002年に開催中止しました。

そのJOMOカップも日本人選抜の代わりに日本代表が戦ったことが2回ほどあったと思います(いずれもワールドカップの大会前で壮行会の意味もありました)。

今年の場合は18チームの初めてのシーズンですし、ワールドカップ予選の年なので全体スケジュールはワールドカップ予選>国際親善試合>Jリーグ(ナビスコ杯含む)および天皇杯>AFCチャンピオンズリーグ>その他の試合(オールスターなど)の優先順でスケジュールを設定せざるを得ませんでした。代表戦とバッティングするのを避けるのならもっとほかの時期もあったという見方はできるかもしれませんが、今年に限っていえばW杯アジア最終予選のことを考えるとここしかなかったと思います。ポストシーズンは天皇杯が入っているのでもっと無理ですし、8月まではリーグ中断時には最終予選でしたからね。

Jリーグオールスターのサイトを調べていると初期のオールスターはチーム数も少なかったこともあって1チームから7人(監督推薦含む)
選出されていることもありました。投票制度もチーム増に応じて微調整していったようですね。また1995年、1996年の2回は東西対抗ではないチーム(確か前年総合順位か投票開始前のある時期のステージ順位の奇数、偶数で分けていたと思います)で対戦しています。これは1995年の昇格チームがC大阪、柏でいわゆるダービーといわれるカードが増え、そのチームをできるだけ分けたいという苦肉の策だったと記憶しています。1995年でいうと、千葉、横浜&神奈川、静岡、大阪が
ダービーのカードですね。またこの2回は必ずしも全チームから選手が出場していません。AFCのクラブ選手権/カップウイナーズカップ(現在はチャンピオンズリーグとして統合)のスケジュールとのバッティングもあったかもしれません(1994年の天皇杯チャンピオンの横浜Fが1995年のオールスターには出場していません)。1996年では昇格組の福岡のと前年に引き続き横浜Fの選手が出場していません。

いかんせん、現行のファン投票制度はかなり制約が大きいので、何らかの工夫をしないと盛り上がっていかない気はしています。

投稿: エムナカ | 2005/09/18 08:14

細切れで追加コメントですが、J1/J2のカテゴリーになる前のJFLはオールスター戦を開催していました。

J2が組織されてからはやっていないのは、正直J1以上にタイトなスケジュールのJ2にはお祭りをやっている余裕がないというのが実情だと思います。
12チーム4回総当たりでは全44節。毎週末のみのスケジュールなら盆正月しか休みがありません(苦笑)。レギュラーリーグで38節をこなすプレミアシップよりも6試合多いです。
J2はやはり昇格争いという「現実」の戦いを見せる場で、彼らにとっては「J1昇格」が一番の夢であり目標でしょうから、つかの間の夢を見せるよりシーズン終了後に訪れる歓喜に向けて努力する姿がファンの求めるものだと思います。もっともJ2の中でも常にJ1を目指しているチームとJ2の中で細々とやっているチームでは意識のベクトルが違いますから、昇格消極チームの中にはオールスター戦を楽しみにしているところもあるでしょう。

一昔前はJ2もナビスコ杯には一部チームが参加できていましたが、それも年間リーグ戦数が44になってから廃止されました。

J2のチーム数が14以上になり、2回戦総当たりで何とかやれる状況ができたらまたナビスコ杯に参加できるようになるかもしれません。そのときにはオールスターもできるようになると思います。

投稿: エムナカ | 2005/09/18 08:37

>penguinさん

お疲れさま。
これまで、地方都市からの声を楽しみにしていたので、その点では残念ですが(笑)。

>(てか、ブログ再開しようかな。そのほうがご迷惑じゃないですよね。。。)

迷惑はしてませんので気になさらず。ブログ再開してもらえれば楽しみではありますが、諸般の事情もあるでしょうし。


>それと、Jは企業より地域重視の発想でしたよね。そういうところから、地理的な「東西」という概念がなじんだのかもしれませんね。

「東西」というのは、東京vs大阪という核がはっきりしている場合には盛り上がるのでしょう。Jリーグではその点が分散しているし、大阪以西のチームが弱い時代が長かったので、ピンと来ないのかも知れません。

>セパって、事実上、戦力にかなりの格差があるんじゃなかったでしたっけ。

特にあるとは思えません。DH制を採用しているせいか、強力な外国籍の打者がパに多いという印象はありますが。

>なぜ野球のオールスターは2~3戦も試合をやるんでしょうね。

収入のためでしょう。オールスターの収益は確か選手の引退後の年金の原資になっているはず。選手会は減らすことを求めているようですが、痛し痒しというところです。

>サッカーのオールスターが1試合しかやらないんでしたっけ?

サッカーの試合は体力的な負担が大きいので、短期間に続けて2試合やることはできません。FIFA主催の公式大会ならともかく、花相撲ではありえない(レアルとかの来日興行ではやってるじゃないか、というツッコミは、…レアルとかに言ってやってください(笑))。


>エムナカさん

詳細な補足をありがとうございます。特にJ2でオールスターができない事情については、ご指摘の通りだと思います。

ただ、ファン投票という形式も絶対的条件というわけではないかな、という気もします。両監督が選んだ「オシム・オールスターズ」VS「西野オールスターズ」なんて、あったら見てみたいし(いや、見たいのは前者だけですけど(笑))。

また、AFCチャンピオンズリーグの話も出ていますが、この大会の価値(視聴率や観客動員も含めて)が上がれば、「シーズンに節目が欲しい」などと考える必要はなくなるかも知れません。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/09/18 09:27

現状、日本代表とこれ以外に「Jリーグの存在感」をアピールできるイベントがない以上、やはりオールスターは無くなって欲しくないです。「代表しか興味がない」という構造それ自体が日本サッカーの欧州とは大きく異なる特徴なので、オールスターが米国的だろうがかまわないと思うのですよね。とはいえ、昨年のMVP石川直宏がクラブでは全く働かなかったことは苦い記憶ですが(笑)

漠然と思いついた案ですが、「1チームから1人を各クラブのサポーター投票で選ぶ」という制度にすると面白い気がします。我々サポーターからすれば、どう見たって最後は自クラブの選手に目が行ってしまいますし、逆に言うとそれしか興味がない人もたくさんいるのが現状です。ならば最初からそうしてしまえ、と。残りの選手は監督推薦で補うか、J2上位クラブも入れるか…。

そして現状、Jリーグクラブの人気や高知名度の特徴として、代表選手がいることが不可避です。私も今はともかく、以前はFC東京ファンだと言っても「代表誰かいるの?」と言われて相手が興味を持たないという経験が何度もありました(笑)マスコミの態度も結構それが基準だったりします。
すると、興味を持ってくれる可能性のあるオールスターに全クラブから選手を送り込むことは重要に思えてくるのです。

欠陥の多そうな案ですいません(笑)

投稿: アルヴァロ | 2005/09/21 18:00

>アルヴァロさん

>現状、日本代表とこれ以外に「Jリーグの存在感」をアピールできるイベントがない以上、やはりオールスターは無くなって欲しくないです。

私がオールスターを肯定するのも、突き詰めれば同じ理由です。さらにいえば、「代表とは異なる存在感」があった方がいいように思います。

>漠然と思いついた案ですが、「1チームから1人を各クラブのサポーター投票で選ぶ」という制度にすると面白い気がします。

そうすると圧倒的に攻撃的な選手ばかり選ばれるでしょうね(笑)。ポジション別に投票している現状でさえ、オシムに「きちんと守れる選手が2人しかいない」と言われてしまうのに(笑)。
それはそれとして、「1チームから1人をサポーター投票で」選んだ場合、それが代表とどれだけ一致する(しない)のかな、というのは興味深いところですね。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/09/21 22:10

ラグビーに「バーバリアンズ」なる「オールスター」的チームはある(秋山陽一の考古学会ラグビー事典で説く「バーバリアンズ」は事情を知らない人間にはチンプンカンプンというまことに不思議な「事典」)。ラグビーには各国に「バーバリアンズ」がある。

サッカーにはこれに近い「ワンダラーズ」があるが、いち早くプロ化と国際化をしたためか、英国のみの存在のようである(ロンドン五輪で、臨時の全英代表結成か?)

どちらもオールスター的(な側面を持つ)チームであってもオールスターゲームではない。

結局オールスターゲームってのは、2リーグ制が機能しているプロスポーツで意義が合うのであって、どんなに意味付けをしてみせても屁理屈にしかならないと思う。

チャンピオンシップという擬似日本シリ-ズが終焉したんだから、オールスターもそうしてあげるべきだった。

しいてあげるとするなら、ジーコジャパンとレスト・オブ・最強ジャパンだろうか。

投稿: 莫迦乃花 | 2005/10/02 01:04

>莫迦乃花さん

>結局オールスターゲームってのは、2リーグ制が機能しているプロスポーツで意義が合うのであって、どんなに意味付けをしてみせても屁理屈にしかならないと思う。

確かに、2リーグ制であれば、対立軸が用意されているから楽ですね。そうでないところでやっているからパッとしない。

いずれにしても、オールスターという形式だろうが別のものだろうが、とにかく何か代表とは別に、シーズンの節目になるようなJリーグ独自のお祭りがあった方がいいんじゃないか、というのがこのエントリの趣旨です。ジェレミーさんをはじめ、やめる理由を並べる方は多いのですが、やめて何かが生まれるわけでもありませんしね。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/10/02 02:42

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