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今年できたはずのプレーオフ改革。

「片方のチームが(試合を)待ってることがないようにしてもらいたい。極端な話をするなら4位チームを引き込んだりしてね。2週間待ってはコンディション的に難しい。敗軍の将は兵を語らずと言うが、あえて言わせてもらう」

 王監督が試合後にこのような談話を残した影響もあるのだろう。千葉ロッテのリーグ優勝を伝える新聞記事の中には、プレーオフ制度の欠点を指摘する声もかなり混ざっていた。
 現行制度が完全でないことは言うまでもない。2年目の見直しは、あらかじめ予定されているはずだ。今後、来年に向けた見直しが行われることだろう。

 ただし。そんな抜本的な改革をするまでもなく、現行制度のままでも、王監督の悩みを緩和する方法はあったように思える。
 下のエントリのコメント欄に書いているうちに思いついた改善案は以下の通り。繰り返しになるが、ご容赦を。


 まずリーグ戦の最終日を定め、全チームが一斉にシーズンを終えるようにする。すると、現行制度のままでも、以下の日程が可能になる。

0日目 リーグ最終日
1日目 プレーオフ開催準備
2日目 第1ステージ第1戦
3日目 第1ステージ第2戦
4日目 第1ステージ第3戦
5日目 第2ステージ第1戦(以下略)

 今年のソフトバンクには13日もの空白があったが、これなら1位チームが試合をしないのは4日間だけ。屋根のない球場の3連戦が雨で全部中止になれば、ペナントレースでも起こりうる程度の空白だ。王監督も、そして「2週間も間隔が空くなんてばかげている」と怒ったズレータも、このくらいなら納得してくれるのではないだろうか。
 その分、第1ステージから勝ち上がるチームにとってはタイトな日程になるが、1位チームにさしたるアドバンテージがないのだから、そのくらいのハンデがあってもいいだろう(初戦から連勝すれば4日目は休めるし)。シーズン中でも6連戦くらいは普通にやっているのだから、過重な負担になるとは思えない。

 営業サイドからは、「シーズン最終日にプレーオフ進出チームが決まったら、準備はどうするのか」という意見も出そうだ。MLBの日程を見ればわかることだが、あちらではリーグ最終戦から中1日でプレーオフが始まっている。チケット販売やテレビ放映など営業・制作上の技術的課題を自力で解決できないのなら、MLBに教えてもらえばいい。どう考えても、シーズン終了から第1ステージ開始まで1週間以上も空ける必然性があるとは思えない。
(第2ステージの会場はリーグ戦終了時点で確定するので、第1ステージと第2ステージの間には準備日は必要ないものと思われる)

 このような日程を組めば、現行の大会規定を大きく変えなくても、1位チームの空白という不利をかなり解消することができる。
 私自身も後から思いついたのだから、あまり声高に関係者を批判するわけにはいかない。だが、昨年からすでに、ただ待っている1位チームが不利になるという指摘はあったのだから、この矛盾を避けるために当事者たちが知恵を出し尽くしたとは言えそうにない(ホークス自身も含めて)。
 新聞各紙にとっても、今年の日程自体はあらかじめ判っていたのだから、その時に何も言わず、終わった後で王監督の談話に便乗して制度批判しているようであれば、専門記者の態度としてはお粗末だ(第1ステージ開幕前に指摘していたメディアがあるのなら、それは評価したい)。


 プロ野球に抜本的改革が必要だ、と声高に叫ぶ人は多い。しかし、はっきり言って、今のプロ野球にそんな大きなことをするだけの体制はない。1年前にやめると言ったコミッショナーがいまだに居座っているという一事を見ても、抜本的改革が遠いことは明らかだ。
 だが、抜本的改革をしなければ何一つできず破滅に向かうだけかといえば、私はそんなことはないと思っている。千葉ロッテマリーンズがよい例だ。
 この球団は、野球協約など何も改正されなくても、トップがビジョンを描き、広く人材を集めて、それぞれが知恵を絞り、アイデアを実行に移すことによって、チームは優勝し、営業面でも成果を挙げている。
 今の枠組みの中でも、精一杯の企業努力をすれば、強化と増収とファン拡大を同時に達成することが可能なのだと、この球団は実証しつつある。千葉ロッテの成功そのものが、プロ野球改革なのだ。そして、こういう球団が増えて、実力と発言力を増していけば、死に体のコミッショナーを追いだして、抜本的改革を実行できる後任者を連れてくることも初めて可能になるのではないか。

 現在の条件の下でできることを目一杯やる。そういう姿勢を備えた人や組織だけが、改革の成果を手にすることができる。今さしたる努力をしていないのなら、改革後もしないだろう。
(去年の日本シリーズの後でも、ほとんど同じことを書いていたのを思いだした。進歩がないのは私なのか、NPBなのか(笑))

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コメント

初めまして。
難しいですよね。
競技が違うので比較にならないかもしれませんが、NFLでは地区一位と二位のチームにあえて一週間空けてあげたりしていますし、休みが長い=試合勘がなくなって不利と一言に断ずることもできない気がします。
ゲーム差でどうこうという部分についても、例えば去年のヤンキースは地区優勝しながらRソックスにひっくり返されましたし、少し前のマリナーズも記録的な勝ち数を収めましたがWシリーズに出られませんでした。それでも両チームは「我々は不当な扱いを受けた」とは言ってないわけですし。
現行方式のままでも何年か続けていれば、「そんなものだ」と思えてくるんじゃないかという気はしますけどね。

投稿: 川の果て | 2005/10/19 13:54

MLBはレギュラーシーズン最終日を必ず合わせますよね。地区優勝やワイルドカードが決まるのも最終戦にもつれ込むことも多いので、中1日あれば移動も含めて準備完了するので十分ということなのでしょう。

本当にチケットはどうやっているのかな?
日本のプレーオフ/日本シリーズでもやっていたように、優先予約のみ先行させて出場確定のときのみチケット有効にしているのかも。

MLBの場合、不可抗力により試合続行不能にならない限りドローはないので、引き分け制度のある日本に比べて順位決定のわかりやすさはありますよね。それでも最終戦までもつれるとやっぱり大変ですよねぇ。

中1日はともかく、両リーグでプレーオフ制度も含めたレギュラーシーズンの終わりとポストシーズンのカレンダーを合わせることはやはり必要な改革ではないかと思います。

でも改革の舵取りも結構難しいですよね。急ぐと小泉内閣のようにひずみや対立、妥協は避けられないし、だからといってドラフト改革のように本当に改革なの?って中途半端なのも困ります。やっぱり実際に試合をやる現場の人たちが積極的にかかわらないといけないんでしょうねぇ。王さんは現場だけでなく、球団フロントの立場もあるので、NPBも聞く耳を持ってもいいのではないかと思います。

ただし、少々の泣き言は漏らしたといっても昨年の西武、今年の千葉ロッテを貶める発言はせずに勝者を賞賛できる懐の深さが、やはり勝負の世界に生きる男の潔さを感じさせます。

プレーオフの厳しい勝負は、相手がいないと成立しないわけですし、どちらかが勝者となれば、もう一方は必ず敗者となるのです。2年連続で結果的に貧乏くじを引いてしまったダイエー→ソフトバンクのためにも、本当に何らかの見直しをきちんとしてほしいと願っています。

とにかくカレンダー合わせだけはなんとかしたいですね(といっても私が直接的には変えられる立場ではなく、その意味では某球団の元オーナーと同じです)

投稿: エムナカ | 2005/10/19 21:39

>川の果てさん

こんにちは。
試合間隔がプレーにどう影響するかは、あくまで感覚的な問題なので、当事者以外にはわかりにくいところがありますね。
ただ、パのプレーオフについては、2年続けて空いた方が負けており、当事者も不利だと言っているのですから、不利だと判断してよいと思います。NFLはもともと週1ペースですから、毎日試合してる野球選手とは感覚が違うかも知れませんね。

>エムナカさん

>MLBはレギュラーシーズン最終日を必ず合わせますよね。

あちらが凄いなと思うのは、終了日を決めたら、チームごとの試合数にばらつきがあっても、そこでシーズンを終えてしまうことですね。個人タイトル争いで不利益を被る選手が出る可能性もあるのに、どういう論理で関係者は納得しているのだろうか。

>ただし、少々の泣き言は漏らしたといっても昨年の西武、今年の千葉ロッテを貶める発言はせずに勝者を賞賛できる懐の深さが、やはり勝負の世界に生きる男の潔さを感じさせます。

ここ数年の言動を思いだすと、改めて、王さんはフェアであることを自分に強烈に課している人だと感じます。野村克也が同じ立場だったら…と想像するだけでも鬱陶しい(笑)。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/10/19 22:42

この問題について私ならと考えていたのは、王監督の言った「4位チームを入れる」というものでした。というのも、問題の本質は日程それ自体ではないと思うのです。
現状方式で1位チームの勝率が低くなるのは、第1ステージでこれ以上ないトップクラスの真剣勝負をくぐり抜けてきたチームと対戦しなければならないから、という理由も大きい気がします。どっちが来ても相手は勢いと直前の経験があります。
よくサッカーの海外組で「試合勘」の話が出ます。例えばリザーブリーグには出ていてもプレミアに出られない稲本が代表で試合勘に欠けていると評価されるのは、そういう面があるからではないかと。
日程を詰めてもペナントの最後とプレーオフの緊張感は差が歴然としているので、同じことになる気が個人的にはします。ならば4位チームとやっておく方がいいのかな、と思いました。6チームで4チームプレーオフというのもバランスが悪いので、今後チームを増やして8チームリーグになればやりやすいんですが・・・。

まぁこれも仮説です。どんな形にせよ、少しずつ変えながらベストな形を作るのが大事だと思います。

投稿: アルヴァロ | 2005/10/20 13:47

>アルヴァロさん

このエントリーでは「現行方式の枠組内でさえ、これだけ改善の余地がある」ということを示すために、あえて本質的でない議論をしているという点はご了解ください(笑)。

4位チームを引き込んでも、と王監督が口にしたのは、それが自チームの利益のための意見ではないことを示すために出てきた極論ではないかと思います。
実際には、現行方式への批判が「レギュラーシーズンで5割を切った西武が優勝してもいいのか」という点に集中している現状を見ると、その西武より弱かったチームが優勝する可能性のある制度は、現場からもファンからも容認されにくいのではないかと思います(4位以下は「Bクラス」という概念が従来から存在しているわけですから)。

目の前の現実を棚上げしてプレーオフ制度だけを考えれば、リーグを8チームに拡大して2地区に分け、各上位2チームのタスキ掛け対戦、というあたりが落とし所のように思います。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/10/20 23:29

よく読むとそういうことでしたね。「現行制度のままでも」という部分を見落としていました。すいません。

>現行方式への批判が「レギュラーシーズンで5割を切った西武が優勝してもいいのか」という点に集中している現状

この点は容認しずらいでしょうね。レギュラーシーズンのプレーオフ争いは最後まで盛り上がっていたにしろ、ここまで1位2位チームとそれ以外に圧倒的な差ができると違和感を持つのは当然だと思います。4位まで入れるとして、やはり4位まで優勝争いするような群雄割拠の年でもない限り(それでもかも)、違和感はありそうですね。


シーズンから中1日でプレーオフという話ですが、私の父親もプレーオフをテレビで見ながら「なぜそうしないのか」と不満を言ってました。いろいろ考えましたが、やはりチケット販売方式が原因だろうと思います。日本と米国のスポーツチームの違いで考えると、おそらく米国はマーケティング重視でCRMを大切にするので、顧客情報を得るために自分のチームでチケットを売っていると思われます(全てのチームがそうなのかわかりませんが)。結果的にそれで柔軟性を持てるからいきなり試合をやっても大丈夫なのかと。日本は9割以上は代理店を通して販売しているので、全て直接販売でもしない限り、そういうことは難しいんだと思います(直接販売だと人が殺到して混乱が起きるとか問題になるのでしょうか?)。しかし、球界のやる気のなさを考えると、解決する方法はある気がしますけどね。

投稿: アルヴァロ | 2005/10/21 11:05

すいません、9割以上は言いすぎですね。少なくともスタジアムで売れた分はクラブがさばいている分に入るので。まぁ、とりあえず大半は代理店を通しているのが障害なのでは、ということです。一見クラブのWEBサイトでチケットを買ったように見えても、届いたのはローソンチケットであるとかが普通にありますし。

投稿: アルヴァロ | 2005/10/21 11:09

>アルヴァロさん

>シーズンから中1日でプレーオフという話ですが、私の父親もプレーオフをテレビで見ながら「なぜそうしないのか」と不満を言ってました。いろいろ考えましたが、やはりチケット販売方式が原因だろうと思います。

最大の要因は、それでしょうね。MLBがどうやっているのか、知りたいものです。シカゴ・ホワイトソックスの公式サイトを覗いてみましたが、プレーオフチケットをオンラインで売っているな、と思ったらチケット業者のサイトにリンクされていました。アメリカにもチケット業者はたくさんあるし、どう仕分けているのか、もともと年間シートの割合が大きいのか?

>球界のやる気のなさを考えると、解決する方法はある気がしますけどね。

パがプレーオフを始めるまでは、シーズン終了から日本シリーズまで2、3週間も試合のないまま平気だったのですから…「やる気のなさ」と言われても仕方ないですね、ホントに。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/10/22 08:35

川の果てさんの書かれた

> ゲーム差でどうこうという部分

これはあちらの方式がまがりなりにもチャンピオンシップ形式(優勝者同士による争い)になってるためかと。
ワイルドカードも「優勝チーム以外で最高勝率=在籍リーグが違ってれば優勝できた可能性が高い」という意味で、「チャンピオンの補欠」と言い換えても良いと思います。100勝の例で言えば「セで100勝で優勝したチームがパで70勝で優勝したチームに負けた」というような話ですから、はなから文句をいう筋合いじゃないのでしょう。
日本の場合は、レギュラーシーズンが「3位まで通過」という「プレーオフへの壮大な予選」になりつつあって、かつ「1位進出チームに不利な日程じゃないか?」という話なんで、メジャーで例えるなら
・無条件で各地区2位までの計6チームプレーオフ進出
・勝率の高い1位2チームはシードで一週間以上試合なし
・なぜかシードチームは決勝に進出できない
みたいな状況で、そうとなればあちらでも疑義は出るかと(そもそも2位で無条件進出の段階でクレームつきそうですが)。

鉄さんの書かれた

> 個人タイトル争いで不利益を被る選手が出る可能性もあるのに、どういう論理で関係者は納得しているのだろうか。

ですが、その点についてあちらの野球ファンと話していてよく聞く答えは
・個人タイトルはペナントレースの飾りだから
・消化試合で何勝した何本打ったなんて意味ないだろ
みたいな話です。チケットについては昨日その中の一人に聞いてみたところ
・普通に売ってるよ?それが何か?(why?のポーズ付)
って言われましたので調べてみましたらこんな記事がありました
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/mlb/f-bb-tp2-051019-0029.html
進出確定時点で発売するって感じですかね。
・前売りは出場確定時から
・凝ったデザインにしない(日本のぴあ発行みたいのがデフォ)
のであれば問題にもならないかも。onlineサイトも確定日から受付なんじゃないですかね?可能性のあるチームは判ってるし、売り出せば公式戦よりは捌け易いでしょう。チケット業者も決まってるんじゃないですか?チーム毎かMLB指定かは判りませんが。

投稿: SHIGE | 2005/10/23 00:43

チケットのことが気になったのでホワイトソックスのサイトを調べると、ワールドシリーズはオンラインサイト経由の販売で、自宅で印刷したチケットが有効になる手法を取っています。
問題は偽造に対するチェックがどこまでできるかなんですが、サイトの中を見る限りプリンタトラブル等の問題もあることから、印刷は何回でもできるようです。

おそらく印刷サンプルを見るとバーコードのようなものがあるので、それをスキャンするようなゲートを用意しているのだと思います。雨でにじんだら使えなくなりそうですが、一応自宅印刷ではない従来のチケットもあるようなので、不安な人は他の手段も選べるようです。
http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/cws/ticketing/ticketsathome.jsp

あとMLBのサイトは各球団のチケットサイトへの直リンも張ってありますので、MLBもオンラインチケットに対して協力的なのでしょう。

投稿: エムナカ | 2005/10/23 08:28

>SHIGEさん

はじめまして。書き込みありがとうございます。

>・個人タイトルはペナントレースの飾りだから
>・消化試合で何勝した何本打ったなんて意味ないだろ

なるほど。まあ、日本のように競ったまま終盤に入ると2位の打者が四球攻めに遭う、という話も聞かないし(笑)、捉え方が違うのでしょうね。
ただ、事情はいささか異なりますが、ロジャー・マリスがベーブ・ルースのシーズン本塁打記録を越えた時には「試合数が多い」と認めない人が多かったようだし、イチローの最多安打の時にも似たような声はありましたから、懸かっているものが大きくなると、試合数を気にし始める人もいるようです。


>調べてみましたらこんな記事がありました

18分で完売ということは、たぶんチケット業者がオンライン発売しているのでしょうね。やはりNPBは習いに行くべきだな。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/10/23 08:39

ホワイトソックスのチケットの補足ですが、1人4枚の制限とオンラインでないチケットはコールセンターでの電話予約で、当日チケットゲート引渡しのようです。

またオンラインチケットで印刷していない、もしくは忘れた場合は、印刷ブースで印刷できるシステムになっているようです。

オンラインチケットの印刷ブース対応はもしチケットを自宅に忘れた場合、とても重宝しますので(笑)、ぜひ日本も真似してほしいです。
(日本は携帯やICカードダウンロードチケットのような別のシステムを普及させようとしていますが)。

さらにオフィシャルでチケットトレーディング仲介ページを用意していますから、チケットに対する文化が海の向こうでは違うということなのでしょうか

投稿: エムナカ | 2005/10/23 08:42

>さらにオフィシャルでチケットトレーディング仲介ページを用意していますから

これは間違い。

シーズンチケット保持者のチケットをバラで球団がオフィシャルに買い戻すシステムを用意しているようです。

ポストシーズンマッチにもこのサイトがリンクしているので、おそらくポストシーズンもシーズンチケットで入れるのでしょう。

日本シリーズの場合はNPB主管なので、ファンクラブ先行販売も適用外ですが、シーズンチケット所持者には優先販売ぐらいあるかも知れませんけれど。

投稿: エムナカ | 2005/10/23 09:08

>エムナカさん

ほお、自宅印刷とは思いきった手ですね。
チケットに限らずネット販売ではアメリカが先進国なのでしょうから、いろいろ現場の参考になる仕組みがありそうですね。楽天は親会社の本業なのだから、この面では球界をリードしてほしいところです。

日本ではむしろ、ご指摘の携帯電話を用いたチケットが発達しそうですね。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/10/23 09:09

日本シリーズは、多くの野球評論家の予想を覆してタイガースの惨敗に終わりました。セ・リーグ出身で無意識にセ贔屓の評論家も多いので「ざまぁカンカン」という気分もなきにしもあらずなのですが、彼らとてプロ、まるっきり根拠のないことを言っていたはずはありません。公式戦終了時の地力においては、客観的に「両チーム拮抗」ないし「阪神がちょっと優位」ということだったのでしょう。
予想が当たらなかった理由のひとつは、マリーンズがホークスとのプレーオフにおいて大きく成長したこと。あの、球史に残る伝説となるに違いない死闘を戦い抜いたことで、特に精神的に鍛えられました。甲子園の雰囲気にまったく呑まれることなく、のびのびとプレーしファインプレーを連発。対して、タイガースの方が声援をプレッシャーに感じてしまっていました。
そしてさらに重要なことは、やはり日程です。精神的にも肉体的にも十二分に「暖まり」、乗りにのっていたマリーンズと、リーグ優勝(9/29)から1ヶ月近く祝勝気分で弛緩していたタイガースの差です。
メジャーリーグがリーグ戦を一斉に終了して、直後からポストシーズンゲームに入るというのは、深い経験知を感じます。そうしないと、とんでもない不公平が出るということを経験的に知っているのでしょう。営業的にも、リーグ戦の熱が冷めないうちの方がオイシイでしょうし。
さて、「阪神惨敗」がプレーオフ改革議論にどう影響するのでしょうか。ひょっとして、セ・リーグから「プレーオフ止めてよ」と言われるかもしれませんが、そのときにはパ・リーグにこう言い返してほしいものです。「強い方を弱い方に合わせろってのはオカシイんじゃないですか?」
セ・リーグもプレーオフをやるべきですね。

投稿: 馬場伸一 | 2005/10/26 23:19

>馬場伸一さん

地上波で解説していた人たちは、ホントにパの試合を見てないんでしょうね。False Startに集まったロッテファンの方たちが、口々に罵倒しています(笑)。
「日本シリーズに見るバントの怖さ。」というエントリーにも書きましたが、野球の質そのものにも、かなり差があったように思えました(もちろん、交流戦を見れば判るように、今回の点差ほどの実力差はないと思いますが)。

日程問題については、以前「待つ身はつらい。」というエントリーに書きましたが、この結果がセの「2007年から導入」という方針に影響するかどうかに注目してます。たぶんしないでしょうけど。

投稿: 念仏の鉄 | 2005/10/27 10:04

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