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もう丸投げはやめましょう、川淵さん。

 日本1-4ブラジル。ぐうの音も出ないほど叩きのめされた。
 試合後のインタビューで玉田が先制ゴールについて問われ、「あれでブラジルを本気にさせちゃったんでしょうね。目の色が違っていた」と話していた。たぶんそうなのだろう。そして、本番で本気のブラジルと当たったらどうなるか、という現実を身も蓋もなく引きだしたという点で、この1点にはとても価値があったと思う。これが掛け値なしの日本の現状なのだ。

 大差をつけられた試合終盤、解説の木村和司は「もっと前からボールを取りにいかなきゃ」「最終ラインも押し上げて欲しいんですけどね」と悔しそうに話していた。それはトルシエのサッカーだな、と聞きながら思った。
 トルシエが正しいとかジーコが間違っているとか、そんな話をしようというのではない。
 切なかったのは、「どうして我々は、4年前とほとんど同じ選手を擁しながら、4年前と全然違うサッカーをしているのだろうか」ということだ。
 ワールドカップでフランスが優勝すれば、野心的なフランス人を代表監督にして、欧州でも先鋭(異端?)的な戦術優先のサッカーをする。ブラジルが優勝すれば、ブラジルの英雄を代表監督に招いて、個人能力とファミリー的連帯感を前面に押し出した、もしかすると南米においてさえ牧歌的に見えるかも知れないサッカーをする。そんなことを続けていてどうなるというのだろう。
 今大会でオランダが優勝したら、オランダ人を招いてサイド攻撃に磨きをかけるのか?

 日本はサッカー大国ではなく、中堅国ですらないかも知れないが、かといって何もわからない初心者というわけでもない。
 過去十数年にわたって、3度のワールドカップをはじめ、各年代の世界大会のほとんどに出場し、さまざまな経験を積んできた。肉体、技術、メンタル、さまざまな面において日本のサッカーの長所と短所がどこにあるのか、それらの経験を通じてわかってきたはずだ。その長所や短所はたぶん、誰が代表監督になっても大きくは変わらないだろうし、今後5年や10年で変化するものでもないだろう。
 それなら、そろそろ日本サッカーのスタンダードを築くことを考えてもよいのではないだろうか。
 日本人の長所を生かし、短所を補うためには、どういうサッカーをすればよいのか。そのコンセプトに基づいて4年後のワールドカップで上位に進むためには、どういう強化をすればよいのか。
 そこを明確にしない限り、代表がどんなサッカーをするかは代表監督次第、ということになってしまう。4年ごと(あるいはもっと短期間)にリセットを繰り返していては、監督に適応するだけで終わってしまう。

 今までのようなやり方の弊害は、代表チームだけにとどまらない。4年ごとに日本代表のサッカーのコンセプトが変わっているようでは、若年層が何を目指せばよいのかも、ぐらついてしまうのではないか。
 日本人のトップクラスの選手が欧州リーグを目指す傾向は、これからも変わらないだろう。代表選手を一同に集めて一から代表監督の戦術を教え込む、というやり方は、今後も難しいはずだ。だからこそ、若いうちから選手たちが目指すべき「日本のサッカー」を明確にする必要があるのだと思う(このへんは西部謙司の受け売りですが)。

 川淵三郎氏は、当分はJFA会長を続けるのだろうから、ぜひ、この課題に取り組んでもらいたい。
 これが日本のサッカーだ、というコンセプトを固めることこそ、今、JFA会長がなすべき役割だと私は思う。
 会長の仕事は、代表監督を個人名を挙げて指名することではない。具体的な人選は、指針に沿って然るべきスタッフ(技術委員会になるのだろう)に探させればよいのだ。

 北京五輪を目指す世代の監督には反町康治が内定したと伝えられる。それ自体は期待が持てる人選だと思う。ただし、次の代表監督が反町の指導方針とまったく異なるサッカーをするようでは、次の4年間も、また失われることになりかねない。そうなったら、もはや「『右肩上がりの時代』の掉尾」どころでは済まなくなってしまう。


追記(2006.6.28)
下のコメント欄にも書いたように、私は必ずしも川淵会長が辞任すべきだとは考えていなかったのだが、「大豆の日々」のdaizu氏による以下の文章を読んで、なるほど、と思った。
「川淵氏に代わる人材がなく、AFCやFIFAでの立場を考えると今辞めるのは日本にとって損失だ」という意見もある。だが、それを考え合わせても、今辞任することの方がはるかに意味がある。他に人材がないと言って居座るトップは沢山いる。それが組織を駄目にする。危機だと思う時こそ人材が出てくるものです。

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コメント

おはようございます。
乱筆ご容赦下さい。

フィジカルの強化?長身選手の登用?技術力の強化?
そんなの分かっているし、そんなすぐに結果がでるものでもない。
フォワードの決定力不足?それも当然だが、決定機をいかに作るか
が問題じゃないのか?

韓国が如何に健闘しているのか、一体どう見ているのだろう。
日本人にはウィングスタイルは無理と各世代代表監督が下した戦術
に、自信をプラスした戦いで堂々健闘しているではないか。

ブラジル戦後の川淵会長の言葉には心底失望した。
日本サッカーに近いほど、自分たちが見えていないのではなかったのか。

今日の戦いは正直怒りは込み上げなかった。
後半残り20分辺りからの、中田の足掻くような喰らいつくようなチェイ
シングに、次第に涙が込み上げてきたからだ。
試合終了後、あれほどプライドの高い男がフィールドの真ん中で涙を
見せた時、その涙の意味が分かったような気がしたし、あまりに痛かった。

それなのに、「足らないものが見えた」だって?
本当、こんな茶番は最後にして欲しい。

投稿: hide | 2006/06/23 08:21

絶対当たってほしくなかった予想がものの見事に的中してしまったときの不愉快さというのは、想像を絶するものがあろうかと思います。
鉄さんの懸念がすべて当たりましたね。正直、怒髪天を突く思いでらっしゃるであろうに、この抑制の書きぶり、さすがです。

「日本のサッカーのスタイル」、そろそろ見えてきていい時期だと私も思います。「こういうサッカーをつくってくれ」というのは、誰が監督になるにせよ、最低限、「施主」としての義務だと思います。

投稿: 馬場 | 2006/06/23 23:22

>hideさん
韓国は、スイス戦は見ていませんが、最初の2試合は堂々たる戦いぶりでしたね。この4年間、日本と違って監督も次々と変わり、平坦な道のりではありませんでしたが、ここぞという時の集中力は見事でした。グッドルーザーと呼べるチームだと思います。

それにしても、アジア勢全滅とは…(オーストラリアも次からはアジアですが)。

>馬場さん
怒髪天を衝くというより、「デモでも何でもして、もっと反対を強く表明しておくべきだったのか」とか「アジアカップのPK戦であのまま負けていれば監督が変わるチャンスだったのか」とか、死んだ子の歳を数える如き無駄な妄想が頭を駆け巡りました。

実際にはすでに技術委員会が次期監督について動いているようです。田島幸三氏が今度こそいい仕事をしてくれるよう願います。

「次期監督がU-21監督との兼任を望む場合は、内定している反町康治監督はコーチになる」などと妙に具体的な構想が伝えられているところを見ると、反町氏がそういう立場を了承するほどの大物を狙っているのでしょう。その場合でも、2世代丸投げではなく、協会の指針と同じ方向性を持った(あるいは協会が学ぶことのできるほどの指導力を持った)指導者であってほしいと思います。


投稿: 念仏の鉄 | 2006/06/24 11:50

川淵氏、オシム氏招聘に動いていることを明らかにしましたね。しかし受諾見込み「7、8割方」の段階でマスメディアに漏らすのは、批判をかわし、権力の延命を狙う意図が見え見えですね。川淵続投が現実的な見込みなのでしょうが、ジーコ、川淵両氏の品性を疑う(url欄には、私の記事のurlを入れさせて頂きました)私は、オシム監督実現の有無に関わらない退陣を期待します。

投稿: にゃん | 2006/06/24 19:44

保身のためであれ、日本サッカーのためには良い選択であると思います。もちろん、オシムさんの最終的な返事を聞かないで発表するというドタバタぶりにはまったく感心しませんが。川淵氏が今回のW杯敗退の「A級戦犯」であることは間違いなく、自らへの批判の矛先をかわすためであることが見え見えなので。

かつて良い仕事をした経営者が長期政権の末に判断を間違って経営を傾けるということはよくあります。いわゆる「晩節を汚す」というやつですが、川淵長期政権もそういうスパイラルに入ったのでしょうか。Jリーグ創設時の功績が偉大なものであっただけに、残念です。

投稿: 馬場 | 2006/06/25 00:07

>にゃんさん

お気持ちは良くわかるのですが
僕はこの件では川淵氏が退任する必要はないと思います

JFAのミッションは日本におけるサッカーの振興、サッカー人口の拡大であるわけで
彼はこの意味においては職責に応じた責任を一応は果たしていると思います
また、極端に言えば日本代表の強化もまたその職責の一部でしかありませんし
それこそ、サッカー弱小国の協会会長は4年毎に辞任しなければなりません

僕が彼に望むのは未来を見据えた育成システム作りに本腰を入れて欲しいということですね
後はJFAにもう少しの民主的なプロセスを・・・

投稿: 0213 | 2006/06/25 01:29

>にゃんさん
オシム翁が代表監督を引き受けてくれるのなら、そりゃ歓迎ですが、しかし彼が受けるのかなあ。
クラブで毎日選手と接することが好きなのではないかという気もするし、ジェフに入団した経緯からは、相手の誠意と熱意を非常に重視する人という印象も受けます。JFAのやり方は、翁が雇い主に求める水準に達しているのかどうか…。

しかし、田島技術委員長によると「あとはジェフ側の了解を得ることと、本人の意向を確認する作業が残っている」そうですが、それってほとんど何も決まってないも同然では?どうしてそれで「7,8割」と言えるのかも不思議です。

>退陣を期待します。

会長としての仕事全体としては、まだ評価に値すると思うので、私は必ずしも退陣は望みません。しかし、「結果責任は考えないといけない」と思っているのなら、次期代表監督選びに影響力を行使するのは控えるべきでしょう。

>馬場さん
>いわゆる「晩節を汚す」というやつですが、川淵長期政権もそういうスパイラルに入ったのでしょうか。

なりかねませんね。対抗勢力になりうる人物がサッカー界に現れないのは、彼自身にとっても不幸なことです。Jクラブの経営者の中から、「素人に監督を任せたりするからこういうことになるんだ」くらい言う人が出てきて欲しいですね。ここ数年、川淵さんの顏をテレビで見るたびに「ずいぶん人相が悪くなったな」という思いが深まっていくばかりです。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/06/25 01:29

>0213さん
行き違いになってたようですね。失礼しました。
ご意見にはほぼ同感なので、あまりコメントすることはないのですが(笑)。

川淵会長のオシムに関する見解にはあまり感心できないコメントがいくつかあって、その最たるものは「弱かった千葉を強くした」という言葉です。
オシムが来て強くなったのは事実ですが、ジェフは宝くじにあたったのではない。祖母井GMがベングローシュら東欧の名将を招き続けた方針がオシムに至って実を結んだのであって、JFAの場当たり人事の末の失敗とは対照的です。ジェフのその部分を見ないのなら、結局はオシム丸投げでしかない。
古河出身のわりに無神経なことを言う人ですね。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/06/25 11:23

同じく川淵コメントでいただけなかったのは、オシムさんを選んだ理由が「本を読んで感動した」というもの。「えっ、ご本人には会ってないの?!」という印象を受けました。どちらにせよ、きわめて重要な人事についてかなり無神経なコメントをしているわけで、「長期政権病」かな、と心配している次第です。

投稿: 馬場 | 2006/06/25 16:06

鉄さんごぶさたしております。
私も、テレビの前で、時に仕事の手を休め、一生懸命観戦した2週間でした。鉄さんも戦っていたんですね。

この間、こちらに来れなかったので、いままとめて拝読しました。

やはり同時進行で読めばよかった。数々の論考、大いに刺激になります。

世の中のサッカージャーナリストたちは、自らのアウトプットより、このブログで展開される議論のほうがはるかに参考になることを、早く認めるべきだと思いますね?


さて私はといえば、ブラジル戦を見て、餅は餅屋というか、日本はどう頑張ったってブラジルにはなれないのだよな、というシンプルな結論を得るに至りました。

 それぞれの国には、独自の国民性、歴史、得意分野がある。日本の場合、たまたま、ブラジル人ほどサッカーが上手でない、というだけのこと。逆に彼らがロボット技術や自動車、ゲームソフト、アニメで日本に勝てるか?というとそんなことはない。日本が世界ナンバーワンだ。

 日本がワールドカップで敗戦したとしても、それは一競技の世界だけのことでしかない。

 それなのに、この落胆。これだけ国民全体を一喜一憂させるスポーツになってしまったのだから、ある意味、罪深い(そこまで育てた電通も、マスコミも)。

 一説には株価や大画面テレビの売り上げといった日本経済まで現実に左右しているそうじゃないですか。実際、ブラジルに負けた日の朝の通勤電車の、冷え冷えとした空気といったらなかった。もはや、サッカーの日本代表の試合は、日本人全体のメンタリティに確実に影響を及ぼしているのは明白です。

 だから、日本人論と絡めて語りたくなる気持ちも、分からないではないです。特に団体競技では、少なからず国民性が表れるものだと思いますので。


 話を戻しますと、餅は餅屋とはいえ、日本がブラジルに近づく努力を放棄してしまっても、いけない。どうしたら強くなるか。負けて顔をそむけるのではなく、さらにさらに、サッカーのすそ野を広げ、より多くの人材を育て、より厳しい選抜システムを作り上げ、競わせることではないでしょうか。

 今週号のクーリエジャポンによりますと、ブラジルでは、現実にはユース段階でかなり厳しいふるい落としがあるそうですね。あの自由奔放なプレーは、何もスラム街から単純に生まれるわけではないようです。
 セレソンはやはりホントのエリートたちのようです。

 30年ぐらいかければ、日本も強くなるのではないでしょうか。それにはサッカー協会だけの力では足りず、長期的な国家戦略が必要になってくる。戦略を実現するには、サッカーに熱心な政治家と経済界と国民のコンセンサスも必要になる。

 となるとやはり国力だとか、国民性だとかの議論が出てくる。
 ……サッカーを語り始めると、私のような素人でも、どうしても話が大きくなりがちですね?(笑)

投稿: ペンギン | 2006/06/25 16:53

こんにちは。

確かに日本がサッカーの一流国に追いつく為には個人のスキルを
高めていく、戦術理解度を深めていくのは必須であるし、その高み
を代が変わりながらも維持継続していく為にはJFA含めた、学校教育
の場でのスポーツのありよう含めた大きなコンセンサス・指針が必要
なこともわかります。スポーツ文化の醸成もそうかも知れません。
ただ、それは日本サッカー界にとっては中~長期的なプランであり、
W杯の出場・活躍に至る結果というものが短期的なプランとして位置
づけられなくてはならないと思うのです。

例えば20年後にW杯での日本の立ち位置をベスト8常連とするならば、
短期プランとして、その都度のW杯の成績がその中長期プランに則った
成績であるかどうかが指針となるはずで、そうした結果に基づく分析
なくしては、長期目標など単なる題目にしか過ぎないわけです。

つまり、最近の事では2002年大会での結果不足していた実力を如何に
補っていくのか、また長所を如何に伸ばしていくのかを命題として代表
を作っていく必要があったかと思います。

4年前の代表メンバーが、4年後の今回の大会までにブラジル人並みの
スキルや、アルゼンチン並みの組織戦術を体得できるとまでは考えて
はいませんでしたが、それでも主要メンバーはJリーグが発足してから
過去最高の実績と経験を積んだものたちです。
自分は運用如何では十分互角に列強と戦えると思ってはいました。
例え結果は伴わずとも。

その彼らを擁して望んだ大会であったにも関わらず、重責を託された
監督は次のように今大会を総括しています。

「プロ意識、持続力、勝ち抜く精神力に欠けている。何よりも、まだ成熟
していない。4年前はそういった不足をホームの利点でカバーした」
「(Jリーグの)10年ほどの短い期間で、伝統ある欧州のレベルに持って
いくのは無理」

会長においても次のような事を述べています。

「組織だけで勝ち切るのは限界があって、個の力を高めた上での組織力が、
(W杯を)勝ち抜くためには絶対に必要不可欠なものであると、明確な形で
見せ付けられた大会だったと思う。」

これでは、前者においては選出したメンバーは国際的には全く太刀打ちでき
ないものばかりだったという事、またリーグのベレルが低いので、結果は
自明の理だと言っており、後者に至っては当分それこそ2大会程はW杯の結果は
望めないと言っているようなものです。

あなたたち、本当に自分の職責を果たしたのですか?

自分は一介のサッカー愛好者にしか過ぎませんが、まさかこんな事今更ながら
聞かされるとは思っていませんでした。
本当に、本当に寂しくなります。

監督は辞任することで、責任を果たしたのかも知れませんが、会長においては
こうした戦略的な判断の著しく欠ける人物に託し続けて大丈夫なのか、とても
心配ですし、ジャーナリズムが警鐘を鳴らさないならば、もはやそうした情報
を当てにすることはないでしょう。

投稿: hide | 2006/06/25 21:08

こんばんは。

「日本のサッカースタイル」のお話が出ていましたが、私はそうしたものは「作り出すもの」ではなく「かもし出すもの」だと思っています。

「ドーハの悲劇」以来、日本の選手やメディアは日本代表が大舞台で敗戦すると口を揃えたように「歴史」という言葉を使っています。彼らはおそらく「敗戦からの教訓を学ぶ時間が必要」という点でその言葉を使っているのでしょうが、私は「スタイルをかもし出すまでの時間が必要」という点でその言葉を使いたいと思います。いまさらですけど、世界の強豪国では、その時々の監督によって若干の違いはあるものの、基本的にはその国の国民性を反映したものというか、伝統的なスタイルが存在していますよね。でもそれは長年かかって築かれたものであるはずです。競技は違いますが、歴史の長い日本のプロ野球にしても最初から緻密なスタイルを作り出そうとは思っていなかったはずです。

もっとも、現在の日本のサッカーを取り巻く状況がその「かもし出す」までの猶予期間を与えてくれないということも承知しています。では、どうすべきなのか。実は、私は日本の「スタイルらしきもの」のヒントはすでに存在していると感じています。そのキーワードは、これまでにもよく言われているように、敏捷性(瞬間的なスピード)、組織性(3人くらいのグループの連動)、豊富な運動量あたりではないかと思っています。南米出身であれ、欧州出身であれ、おそらく優秀な監督であれば、代表やJなどを数試合観ただけで、自然とこうした日本人の特性を生かすサッカーをしようと思うはずですし、このベースの部分はおそらく今度誰が監督になっても変わらないでしょう。現に、これまでも加茂、岡田、トルシエなどはこうしたことをベースに自らの理論を上乗せして戦ってきていたはずです。(それだけに、監督経験のまったくないジーコを連れてきた協会に腹立たしさすら感じましたし、仮にオシムが監督になるにしても、それに関する最近の川淵発言の支離滅裂ぶりには???なのですが)

ただ、忘れてはいけないことがひとつあります。そのスタイルを勝利に結び付けるためには、個人の技術があることが大前提だということです。(個人の技術レベル(身体能力)の低さを組織でカバーしようとした結果、世界ではまったく通用しなかったラグビーの平尾ジャパンは記憶に新しいところですよね。ラグビーで例えてすみません)。そうすると必然的に、日本は早急に何をしなければいけないのかが見えてくるはずです。それは、J、あるいは代表のユース以下の年代に世界から優秀なコーチを連れてきて育成していくことではないでしょうか。残念ながら、いまの日本の若年代の指導者に優秀な人材はごくごく一部しかおりません。(加藤久氏などがかつて取り組んだトレセン制度は大変いい試みでしたが、もう世界の流れに日本の指導者のレベルが追いついていないような気がしています。)

今回のW杯を振り返ってみても最初の2試合は、技術レベルに違いはあったにせよ、決して勝てない試合ではありませんでした。同じ予選敗退という結果だったにせよ、98年大会よりは戦えていたと思います。ということは、(この4年間監督は何もしてくれませんでしたが)、選手個々の能力はそれだけ上がっていると考えてもいいのではないでしょうか。もちろん個別に見ていけば問題点は多々ありますが、それでも歴史の上積みは確実に行えていると思います。実際に、いまのJの人材でも、優秀な監督がその哲学のもとに人選して戦術を徹底すれば、そこそこ世界と戦えるチームになると私自身は信じています。だからこそ、協会には、これまで築いてきた流れを大切に、着眼大局着手小局という視点を忘れずに、しっかりと育成の方針を掲げて、また、若年代の選手たちが憧れを抱けるような、ピラミッドの頂点である代表チームを作っていってほしいと願っています。

追記:99年ワールドユースの試合やシドニー五輪では、選手が実に楽しそうにサッカーをやっていました。絶対に負けないという自信が全身から漲っているようでしたよね。なんだかんだ言っても、シドニー五輪の中田もすごく笑顔がありましたし。彼自身もきっとその瞬間は充実感を味わっていたはずです。戦う前提として決められた枠組みがあって、それを「型にはめたつまらないサッカー」だと、当時アンチトルシエ派は彼をバッシングしていましたが、私はこのトルシエのやり方が少なくとも日本人にはあっていたのではないかと感じています。精神年齢を考えても、おそらく日本人選手は他の先進国の同年代の選手よりもはるかに幼いと感じますから。もっとも、それに関しては、なんでもただただ選手を持ち上げる日本のメディアの責任も大きいと思います。あるW杯の番組中にさんまがこんなことを話していました。「開幕戦を3対1で勝ったドイツに対してサポーターは、1失点に対してブーイングしてた。羨ましい」。うろ覚えだったので、この試合のことでなければ申し訳ありませんが、こうした環境の下地は少なくともいまの日本ではメディアが率先して作っていくものなのではないかと感じています。メディアに携わる人間の精神年齢も、選手同様に、低いということで、私たちが何をいってもしょうがないのですが……。

脈絡なくただダラダラと、失礼いたしました。

投稿: | 2006/06/26 01:08

すみません、名をなのるを忘れておりました。
改めて、失礼いたしました。

投稿: 晴れのちくもり | 2006/06/26 01:10

<引用>
AM3:55 起床 サッカー観戦の後 思わず二度寝して遅刻しそうになりました。。。

日本のW杯終わっちゃいましたね~
なんでしょう。この言いようのない喪失感・・・

通勤電車で普段は絶対お目にかからないユニホーム&フェイスペイントな人をたくさん見かけました。
いいな~ きっとスポーツカフェとかで熱狂的に応援したんだろうな~
<引用終わり>

ネットで見つけた24歳OLさんのブログの記述です。(ご本人は、自ら認める「にわかサッカーファン」)
ごく普通の日本人が、こぞって見つめるる国民的行事にW杯はなってしまったのです。午前4時なんてとんでもない時間に始まる番組の視聴率が20%を超える。ゴールデンタイムでも難しい数字を、午前4時に楽々と叩き出す。ビジネスとしてのプレゼンスも、実に巨大になってしまいました。

W杯というものが、精神的にも物質的にも巨大な「国民的祝祭」となってしまったということに対して、JFAの人たちの認識が追いついていないのではないかと思います。

川淵さんたち現JFA経営陣は「草創の世代」であり、その功績は大いに認められるべきですが、巨大ビジネスであり国民的祝祭であるW杯をハンドリングするためにはいささか世代が古いのではないかと、懸念いたします。

「創業と守成と孰れか難き。」と臣下に問うた、唐王朝二代皇帝、太宗李世民の知恵を、今こそ想起すべきでは。

投稿: 馬場 | 2006/06/26 12:16

ペンギンさんがおっしゃっているように「日本は結局ブラジルになれない」ということを嫌というほど思い知らされました。日本が代表召集についてクラブといろいろな弊害があることを考えれば、自分は日本独自の良さを模索しつつ、南米を参考にしたスタイルを目指すべきだと思っていましたが、事はそんなに簡単ではないですね…。

ちょっとした関連話として、昨日、私たちのクラブのフットサル教室にとあるフットサル元日本代表選手をお呼びして、そのときフットサルとサッカーの関係について話題が出ました。W杯を見ていても、ブラジル人だけがボールタッチに一人ひとりの特徴と呼吸があって、所謂フットサルに起因する部分が大きいようなのですが、日本がブラジルに近づくためにどうすれば良いと思うか質問しました。彼は「日本にもブラジル人くらいの足元の技術を持った選手はフットサル界にいるから何かしらのやりようはあると思うが、大人になってからサッカーに移行させるのは遅い。例えば中学生くらいまでは意識的にフットサルとサッカーを両方取り入れるようなトレーニングを行い、高校以降から分離させてもいいのでは」といった感じのお話をされていました。私も今の少年サッカーの育成がどのようになっているのか、詳しくはわかりませんが、改善すべき点はいろいろあるように思いました。

投稿: アルヴァロ | 2006/06/26 13:39

>ペンギンさん
>だから、日本人論と絡めて語りたくなる気持ちも、分からないではないです。

分からなくはないけれど、やはりお門違いではないかと私は思います。
たとえば「闘う姿勢がない」みたいな議論をするとして、ジーコが選んだ23人(実質的には十数人)の中に「戦う姿勢」を備えた選手が少なかったからといって、日本のサッカー選手全体にそれが欠如していると言えるかどうかはわからないし、まして日本人全体に敷延してよいのかどうか。
今回のメンバーから川口、中沢、中田英、巻を残し、松田、闘莉王、戸田、今野、山田卓也、森島、鈴木隆行を加えて1チーム作ったら、息苦しいほどの「闘う姿勢」に満ちあふれたチームになると思います(闘莉王以外は全員代表経験のある選手です)。
今回負けたのは「ジーコが率いた日本代表」です。日本人選手の能力を目一杯引きだした上で及ばなかったのなら「日本人の限界」と言えるでしょうけれど、このチームはそのはるか手前で停滞したままでした。
もちろん、選手たち自身にも足りなかったところはあると思いますが。

日本人論をやるのなら、むしろ「日頃は見向きもしない競技でも、オリンピックやワールドカップと名が付くと突然熱狂しはじめる風習」を論じてみたらどうかな、と思います。まあ香山リカのようにナショナリズムと結びつける短絡な議論になっては不毛ですが。


>それにはサッカー協会だけの力では足りず、長期的な国家戦略が必要になってくる。戦略を実現するには、サッカーに熱心な政治家と経済界と国民のコンセンサスも必要になる。

国家戦略ですか…。
私は、スポーツ界が国の援助を必要とすることがあるとすれば、「スポーツのできる環境づくり」以上でも以下でもないと思います。「ワールドカップで勝つため」とか「オリンピックでメダルを取るため」に公的資金をつぎ込むのがよいことかどうか、以前から、かなり疑問に思っています。


>hideさん
確かに川淵会長の大会総括は無茶苦茶ですね。結局、ジーコを監督にしたことを失敗と認めたくないから、言ってることの辻褄が合わなくなる。自らの過ちを認めなければ先には進めないと思うのですが。

なお、ジーコは辞任したのではなく、任期を満了して退任しただけです。勝とうが負けようが関係なく。ですから、ドイツ入りする前から(おそらくは本大会出場を決めた時点で)、彼自身はすでにこのゲームの勝者でした。


>晴れのちくもりさん
>「日本のサッカースタイル」のお話が出ていましたが、私はそうしたものは「作り出すもの」ではなく「かもし出すもの」だと思っています。

私もそう思います。そして、この十数年の経験により、そういうものを整理して顕在化するだけの機は熟していると思います。本文中に書いた「これが日本のサッカーだ、というコンセプトを固めること」とは、そういうつもりで書きましたので、おおむねご意見に近いと思っています。

>「開幕戦を3対1で勝ったドイツに対してサポーターは、1失点に対してブーイングしてた。羨ましい」

日本にもそういう下地の芽がなくはないです。この大会の一次予選だったか、別の大会だったか、格下の相手を攻めあぐんで無得点(あるいは1点くらい)で前半を終えた日本代表にスタンドからブーイングが湧いたことがあり、後で中田英寿は「どんな相手でも楽勝できるわけではない。ブーイングするなんておかしい」とコメントしました。
しかし、スタンドにいた私の印象では、客席が不満だったのは「得点できなかったこと」ではなく、「専守防衛の相手に対して攻撃の仕方に変化や工夫が見られないこと」だったと感じました。
ただ、そういう種類の成熟、あるいは厳しさは、こと日本代表の試合のスタンドからはどんどん失われているというのも実感します。


>馬場さん
>W杯というものが、精神的にも物質的にも巨大な「国民的祝祭」となってしまったということに対して、JFAの人たちの認識が追いついていないのではないかと思います。

急成長したスポーツ団体にありがちなご指摘ではありますが、JFAに関してはむしろそういう段階を通過して、過剰に適応しすぎているような気もします。マーケティングを大事にしすぎて肝心の競技がおろそかになってるんじゃないか、という。
今以上に「巨大ビジネス」とか「国民的祝祭」という意識をもってJFAがワールドカップに取り組むようになったら、私はサッカー日本代表への関心を失うと思います。Jリーグ各クラブのサポーター諸氏の中にも、そう感じる方は多いのではないでしょうか。


>アルヴァロさん
お話の趣旨そのものには同意します。
ただ、たぶん今の日本選手には、今以上に繊細なボールタッチを身に付けることよりも、強く速く正確なキック力を身に付けることが優先されるのではないかと思っています(それがシュート力にも繋がることでしょう)。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/06/27 00:25

>鉄さん

どうやらジェフ側の同意があれば
オシムの代表監督就任は実現しそうな雰囲気になって来ましたね

そういえば今朝のNHKのニュースを見ていたら
オシムのオーストリアの自宅に代表のサポーター達が訪れ
オシムに代表のユニフォームを渡すところが写りました
彼らの代表にかける純粋な思いや、オシムへの期待の高さが感じられ
如何にもテレビ栄えするシーンでした

しかし他方で、ジェフのサポーター達にとってみれば
愛する偉大な監督が他クラブの人間にユニフォームを渡され勧誘される場面を
黙って見ることを強要されているのと同じ様なもので
いくらプロの世界の出来事とは言え、それを思うとかなり複雑な気分になりました

川淵氏にはせめて、公式な機会でこの件についてジェフサポーターに向けた誠心誠意の謝罪をして欲しいですね
それで彼らの心が慰められるとは到底思いませんが
彼がキャプテンと名乗るならそれ位の配慮はあって然るべきでしょう…

投稿: 0213 | 2006/06/28 00:11

>0213さん

Jリーグ発足以来、ずっと下位をさまよい、降格の危機に脅え続けてきたクラブが、この監督のもとで初めて昨年タイトルをとり、ようやくリーグ優勝を本気で狙える状態になってきた。
そんな時に協会が突然、横から監督をさらっていこうとしている。自分たちの不始末のしりぬぐいを押し付けるために(しかも決してそうと認めないままに)、限りなく安易で、しかも監督本人に対しても無礼千万なやり方で。

そりゃ、許せないでしょう、ジェフサポにとっては。

ただ一方で、オシムは常に自分がいつ、どのような形でジェフから去るのかをも考えていたような気はします(ナビスコに優勝した際の場内インタビューでも「私はここに長くいすぎた」と話していました)。
もちろん、このチームをリーグ制覇に導いてから、という思いはあるでしょうけれど、代表監督としてこの国にとどまってジェフを見届ける、という形もあるのかな、と。もし彼が協会からのオファーを受けるのであれば、ジェフについては、そんなふうに考えたのかも知れないなと思いました。

まあ、私が彼の心中を忖度した時は、たいがい外れてばかりなのですが(笑)。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/06/28 08:39

鉄さん
国家戦略、というと大言壮語的だったでしょうか。

たしかジーコはブラジルのスポーツ庁長官だったような。
他国で文部大臣とか教育大臣とは別にスポーツ担当大臣を置いている国は結構あるような気もします。キチンと調べていませんが。

ブラジルの場合、国がどれだけ補助金を出しているかわかりませんが、明らかにサッカーができる選手を「輸出」して外貨を稼がせているのではないでしょうか?

国の威信を高める効果もあるし、不調な(だった)経済や政治から国民の関心をそらすこともできるし。もちろん、ナショナリズムの観点からもサッカーは大事にしたいところでしょう。

日本は逆に、JFAと電通とキリンのような民間スポンサー中心、民生中心で育ててきたのが日本サッカー、なのかもしれませんね。

それはそれで日本らしい、とは思います。国家の関与なしで、リベラルで。早稲田閥がサッカー界を牛耳ってきたから?かもしれませんね。

でもその限界が今回の結果、という気もしないではないです。

国家とサッカーの関与のあり方。どんなもんなんでしょう。

TOTOも低迷してますし、国家が関与するとろくなことがない、というのがこのくにの国家でもありますし。やっぱりNOですかねえ、、、
いま介入してくるとなると、悪名高き文部官僚、でしょうし。

投稿: penguin | 2006/06/29 04:51

『Jリーグを軽視し、W杯敗退の総括すらまともに出来ない日本サッカー協会に、俺たちのオシムは渡せない!』

本日帰国されたオシム監督を空港に出迎えたジェフサポーターのプラカードであります。
簡にして要、ズバリと本質を衝いたフレーズで、部外者ながら溜飲が下がりました。

ほんと、川淵氏はジェフサポーターに謝罪すべきです。
今や氏の「品性」そのものが問われていると思います。
でも、なんか「たかがサポーターが」てな失言をなさいそうで、すっごくイヤです。

一方で、オシムさんが持ち前のユーモアで場の空気を解除してくれんかなぁと勝手な期待をしています。オシムさんにとってはとんでもない迷惑でしょうが、「祖国崩壊」の修羅場を乗り越えてこられた、人間としての大きさに、つい期待してしまいます。

投稿: 馬場 | 2006/06/29 23:37

>penguinさん
スポーツ省のある国は結構あるでしょうね。トップレベルの強化に国を挙げて取り組んでいるという国がどれだけあるかはよく知りません(オーストラリアは国立トレーニングセンターの存在が大きいようです)。

例えば国民の健康増進・医療費削減・余暇の充実のためにスポーツを楽しめる環境を整備する、という政策であれば私は賛成しますが、特定競技の国際大会での強化に国が直接乗り出すというのは、なんだかなあ。競技団体が真面目にやればよいだけのことではないでしょうか。国は設備などでバックアップすれば、それでよい。

>馬場さん
>『Jリーグを軽視し、W杯敗退の総括すらまともに出来ない日本サッカー協会に、俺たちのオシムは渡せない!』

ものすごく正しい主張だし、誰かが公然と言わなければならなかったことをきちんと言ってくれたとも思います。

しかし、協会は自身で落とし前をつけるべきなのであって、場の空気をどうにかすることまでオシムに期待してはいけないと思いますが(笑)。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/06/30 02:37

「二つの車を一度には運転できない」

オシムさんが悩んでいらっしゃいますねぇ。ほんと申し訳ないです。
同じ日本人として「ウチの川淵がご迷惑をかけまして」と菓子折り持っていって平伏したい気分。

それにしてもオシムさんの「ことば」の厚みのあること。
どこかのキャプテンの軽佻浮薄な言動にウンザリした後だけに、ことのほか、心に響きます。
「申し訳ない」気分も倍加いたしますが。

投稿: 馬場 | 2006/06/30 09:29

アマゾンのベストセラーのトップに「オシムの言葉」が!
ああいう良書が広く読まれることはいいことですが・・・
(なんかひじょーに複雑な気分)

投稿: 馬場 | 2006/06/30 16:14

>馬場さん
>アマゾンのベストセラーのトップに「オシムの言葉」が!

そうでしょうね。「オシムの言葉」で検索してこのblogに来た人だけでも、川淵発言以来、250人くらいいるようですから。アフィリエイトでもつけておけば、ここから何冊売れたか数字を出せる、よいチャンスでした(笑)。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/06/30 21:55

サポーターが川淵解任デモするらしいですよ。
代表戦後ということで結構規模が大きくなりそうですね。

■「川淵会長にレッドカードを」8月9日デモ実行のお知らせ

川淵会長への意思表明として、日本代表戦試合後、
千駄ヶ谷駅方面行きのデモを企画しました。
所要時間は10分程度を予定していますのでお気軽にご参加ください。

日時 : 8月9日(水) トリニダード・トバゴ戦終了後
時間 : 21時20分(試合終了時間によって前後する可能性あり)
場所 : 日本青年館玄関前 (競技場より徒歩5分)
経路 : 日本青年館前→千駄ヶ谷駅手前にて解散 (所用時間10分)
申請 : 7月28日付けで四谷警察署に申請済み
http://kawabuchi.tv/

投稿: グジョンセン | 2006/07/30 06:03

すごく、健全な展開ですね。民主主義の模範みたいな活動。東京に住んでたら、私も行きたい!

>しかし、私は自分の責務を果たすことなく職を離れることこそ無責任と考える

川淵さんの「留任の弁」ですが、ポストにしがみつく権力者の典型的な言辞ですねぇ。独創的なことを言えなくなるのが「権力ボケ」の症状です。ぜひ、日本語の使い方をオシム監督に教わっていただきたい。

「オシム監督に関する失言」はわざとではなかった、と強弁されておりますが、説得力皆無。
ふーん、「意識せずに」自分の都合の良い「失言」をしちゃう人なんだ。人の迷惑かえりみず。
よけい信用ならねぇ!

投稿: 馬場 | 2006/08/01 01:17

この話、ジーコ解任デモの時ほど積極的に賛成する気になれずにいます。とはいえデモそのものに反対する気もないので、批判めいたことを書くのも控えますが。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/08/03 01:14

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