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“福岡五輪”は東京都知事のかませ犬だったのか。

 『甲子園野球のアルケオロジー』の続きを書かなければいけないのだが、その前に一言。

 3つ下のエントリをはじめ、コメント欄などでも何度か触れてきたが、私は2016年の五輪誘致について、基本的には「やめた方がいい」と思っている。

 理由はふたつある。
 第一に、どちらも7月下旬から8月上旬を会期にしている*1が、この時期の日本は(北海道など一部地域を除いて)温度・湿度とも不快であり、世界中のスポーツ選手たちが頂点を争う場にはまったく適していない。
 五輪は選手にとって4年に1度しかない希少な機会であり、その間に培った能力のすべてを発揮する場である。このような悪条件下で、彼ら彼女らは己のベストを尽くすことができるだろうか。この時期に五輪を開催するのは、世界中のスポーツ選手に対して失礼な計画だと私は思う。
 竹田恒和JOC会長は2016年大会への立候補を表明した時に「五輪を開催することが最大の五輪運動推進になる」と語ったそうだが、8月に開催するのならそれはむしろ五輪運動への妨げになると私は思う。竹田さんも、ご自分で8月のお台場で馬に乗ってみて、自分と馬がベストを尽くせる条件かどうか、試してみたらいい。
 第二の理由は、後で触れる。

 ともあれ、JOCの呼び掛けに応じて東京都と福岡市が立候補し、計画書の提出や競技団体の視察を経て、30日にJOCによって国内候補地が選定されることになっている。そして、現在の情勢は東京有利と伝えられる。

 この間の流れについて、読売新聞は「対決の底流」という短期連載で紹介している(読売の五輪招致特集ページ内)。
 ネットにはまだアップされていないが(明日あたりにはアップされるだろう)、26日付朝刊に掲載された「下 JOC歓迎『本気の東京』」を読むと、どうもいらやしい匂いがぷんぷんと漂っている。

 記事によれば、立候補都市が具体化する前には、2012年五輪招致の経過(ロンドン、パリ、ニューヨーク、モスクワ、マドリッドなど大都市ばかりが争い、北京が勝った)の影響で、JOC内部では「日本が招致に出るなら、東京しかない」という見方が強かったという。
 しかし、福岡が立候補し、計画が明らかになると、IOCの選考傾向をよく研究し、競技団体とも良好な関係を保って競技サイドの意向を計画に反映させたことが評価されるようになった。実際、競技団体の評価は14対12で福岡を上にした団体が多かった。
 だが、石原慎太郎東京都知事は、形勢不利と見るや、自らトップセールスに乗り出し、競技団体から指摘された計画の不備については「巨大な財源をバックに都幹部が『いかようにでも』変更できることを示唆。計画の弱点を、実質上覆い隠してしまった」(記事から)という。

 「いやらしい匂いが漂う」と感じたのは、次のくだりを読んだ時だ。

「実は、2008年五輪招致で北京に敗れた大阪招致の体験などから、JOCが最も懸念しているのは、国内選考で選ばれた1都市が、IOCが重視する傾向や、国際招致に必要な戦略を十分研究しないまま、独善で招致を進めていくことだ。
 現在の東京都の計画は、『一からやり直さなければいけない』と評するJOC理事もいるほどで、修正は必須。だからこそ、東京がここに来て示唆し始めた柔軟性と協調性は、待望のサインだった」

 つまり、国際競争力を考えれば東京にせざるを得ないことはわかっているが、東京の計画をJOCや競技団体が思う方向に誘導するには有力な競争相手が必要だった、と読める。ユニバーシアードや世界水泳などの経験から国際スポーツ大会の運営経験を持ち、現場レベルで実現性の高い計画を立てることのできる福岡市は、JOCにとって理想的な「東京都の競争相手」といえる。

 26日付の読売はこの連載と同時に、JOCが作成した評価報告書が東京に優位なものになったと伝えている。林務評価委員長は、福岡の用地取得に対しては「深刻(な評価)と受け止めてもらって結構」と語り、一方で東京の計画書に対して競技団体が指摘した欠点については「東京都が改善することを確認しているので記載しなかった」と話しているという。

 私は、候補都市の選定は、主として計画書の優劣で争うのだと思っていた。もちろん虚偽の記載があっては話にならない。福岡の用地取得は、林委員長が言うように深刻な状況なのかも知れない。
 が、計画書に不備があっても「これだけ金を用意してるから、いかようにも修正しますよ」と言えば通ってしまうのなら、計画書は何のためにあるのか。

 結局のところ、JOCが福岡市を必要としたのは、東京を本気にさせるためという一点だけのことだったのではないか。東京都から「いかようにも」という言質をとった今となっては、すでに用済みというわけか。

 福岡は石原慎太郎都知事を焚き付けるための“かませ犬”としてJOCに利用された。私にはそのようにしか見えない。

 このまま国内候補地が東京都に決定するのであれば、もう五輪招致に手を挙げる都市など、当分は現れないだろう。

 東京が国際競争を勝ち抜いて2016年大会を開催すれば、当分現れなくても構わないのだろうが、果たして東京はこの競争に勝てるのだろうか?
 私はかなり悲観的だ。それが、冒頭で触れた第2の理由だ。

 2016年大会を東京に招致するのが困難と考える根拠は、きわめて単純だ。2008年の夏季五輪は北京(中国)で開催される。2012年がロンドン(イギリス)。その次にまた北京と同じ東アジアが選ばれるなどということがありうるだろうか?

 アジアで開催された夏季五輪は過去2回ある。1964年の東京(日本)、1988年のソウル(韓国)、そして2008年の北京(中国)が3回目。戦争のため開催を返上して幻となったが、1940年にも東京で開催されることが決まっていた。それぞれの間は20年から24年、ほぼ等間隔だ。それぞれの間に、ヨーロッパ、北米がそれぞれ1〜3回、その他の地域が1回程度。それがIOCのバランス感覚なのだろう。

 2016年大会の開催地を決めるIOC総会が開かれるのは2009年秋だ。投票権を持つ114人のIOC委員たちの心には、2008年の北京大会の記憶が鮮明に残っていることだろう。そして、夏の北京の猛暑も体が覚えているに違いない。
 アジアから距離の離れた地域では国民の大半が日本を中国の一部だと思っているような国も多いことだろうが、そういう国から選出されたIOC委員たちは、北京大会の次の次に、また中国の近所で五輪を開催することを望むだろうか。石原都知事がいくら「東京は国際的な大都市だ」「競争力がある」と誇ったところで、それが投票者たちの心を動かすほど魅力的な要因であるとは私には思えない。

 だから率直なところ、竹田JOC会長が、なぜ素人目にも勝ち目の薄いレースに積極的に乗り出したのか、私にはよくわからない。
 仮に「今回は勝てなくともその次のための布石になる」と考えているのだとしても、上記の間隔からすれば、まだ少し早いのではないか。
 そして、仮に2020年を本命だとJOCが考えているのだとしても、この次にも彼らの思うように動いてくれる自治体があるのだろうか。
 本命たる東京都は、都知事が変わっている可能性がある。新任のトップは往々にして前任者が手を付けた事業を否定するものだ(前任者がなしえなかった事業を自分ならやってみせる、と思う人もいるかも知れないが)。
 そして、東京が引き続き立候補してくれたとしても、その対抗馬が果たして現れるだろうか。
 福岡市の誘致活動の一部始終を目撃した全国の自治体の長は、かませ犬として使い捨てられるのはごめんだ、と考えるのではないだろうか。
 あえていえば、JOCは一度しか使えない禁じ手を無駄に使ってしまった。そんなふうに私には見える。
 もちろん、そう判断するのはまだ早い。結論は30日、そして最終的には2009年を待つことになる。


 ところで、石原都知事が約束した五輪のための積立金、そして、今後費やされるであろう招致活動のための経費には、いずれも私が東京都に納めた税金が含まれることになる。私は自分の税金がそんなふうに使われることに同意した覚えはない。次の選挙では、石原氏(あるいは彼が望む後継候補者)には投票しないことになるだろう。

追記(2006.8.27)
 コメント欄でKuiKugaさんという方が、次のように指摘している。

>今までの夏の五輪は、多くが酷暑の下で行われていますよね?LA、バルセロナもそうでしたし。アテネも、8月の日中の気温は東京より高いんだそうです(夜は涼しいそうですが)。次の北京も、8月の平均気温は東京より高いんですよ?

 前例があるから酷暑の下で開催しても構わない、とは私は思わない。むしろ、そんなに何度も酷暑の下で開催していること自体がおかしいと思う。夏の東京よりも暑い土地で五輪を開催するなんて、IOCはどうかしているとしか思えない。

 一度ちゃんと調べてみようと思っていたのだが、よい機会なので、過去の夏季五輪の開催時期を確認してみた(日本オリンピック委員会公式サイト:「オリンピックの歴史」ページによる)。

2004.8.11-29 アテネ(ギリシャ)
2000.9.14-10.1 シドニー(オーストラリア)
1996.7.19-8.4 アトランタ(USA)
1992.7.25-8.9 バルセロナ(スペイン)
1988.9.17-10.2 ソウル(韓国)
1984.7.28-8.12 ロサンゼルス(USA)
1980.7.19-8.3 モスクワ(ソ連)
1976.7.17-8.1 モントリオール(カナダ)
1972.8.26-9.11 ミュンヘン(西ドイツ)
1968.10.12-27 メキシコシティ(メキシコ)
1964.10.10-24 東京(日本)
1960.8.25-9.11 ローマ(イタリア)
1956.11.22-12.8 メルボルン(オーストラリア)
1952.7.19-8.3 ヘルシンキ(フィンランド)
1948.7.29-8.14 ロンドン(イギリス)
1936.8.1-16 ベルリン(ドイツ)
1932.7.30-8.14 ロサンゼルス(USA)
(これ以前の大会は何か月もかけて延々とやっていたので割愛する)。

 北半球の多くの地域で、暑さがピークになるのは7月から8月上旬。この期間に開催された夏季五輪が結構多いのは確かだ。
 ただし、注意深く見ていくと、1952年のヘルシンキを最後に、この時期を外して開催されることが多くなっているのがわかる。また、「暑さのピーク」とはいえ、もともと寒冷地の場合は、むしろピークの時期ぐらいでちょうどいいとも考えられる。ヘルシンキ、モントリオール、モスクワがこれに該当する。「トラベルコちゃん」という海外旅行情報サイトに主要都市の毎月の平均最高気温が記載されているが、ここで各都市の7月の平均最高気温を調べると、ヘルシンキ22度、モントリオール26度、モスクワは24度。まずは快適といってよさそうだ(36年大会のベルリンは24度、48年大会のロンドンは19度)。
 とすれば、問題はモスクワの次の84年ロサンゼルス大会以降ということになる。KuiKugaさんが指摘している大会も、すべて84年以降に行われている。
 では、なぜロサンゼルス大会から、五輪は酷暑の下で行われることが増えたのだろうか。

 JOC公式サイト「オリンピックの歴史」のロサンゼルス大会の項には、こんな記述がある。
「 聖火ランナーからも参加費を集めるなど、増大する運営経費と商業主義が話題になる。」
 ロス五輪は、後にMLBコミッショナーになったピーター・ユベロスが組織委員長を務めて空前の黒字を計上し、五輪が商業主義に傾倒していくきっかけとなった大会と言われている。
 そのことと開催時期に関係があるのだろうか。

 福岡の招致関係者周辺の知人から聞いた話によれば、開催計画が真夏に設定されているのは、USAのテレビ局の意向なのだという。
 6月まではNBAファイナルがあり、秋にはNFLとNHLが始まる。MLBもプレーオフやワールドシリーズが開催される。それらと重ならないスポーツ中継の空白地帯である7-8月がUSAのテレビ局にとっては最適なのだ、と。
 現在、五輪の運営費のおよそ半分程度は、USAのテレビ局の放映権料で賄われていると言われる。それだけに、スケジュール等に関しても強い発言権を持っている。つい最近も、アメリカのテレビ局が北京大会の水泳の決勝を午前中に行うように要求して選手たちの反発を買った、という報道があったばかりだ。
 私は知人の話を裏付ける決定的な根拠を持っているわけではないが、このような状況から考えると、いかにもありそうな話だとは思う。
(このあたりの記述は「利権構造が台なしにした、もうひとつのワールドカップ。」というエントリと重複しています)

 端的に言えば、夏季五輪が酷暑の下で行われるのはUSAのテレビ局の都合によるところが大きいと考えられる。
 もし2016年大会が日本で開催されることになったら、北京大会でそうであるように、陸上や水泳など主要種目の決勝は午前中に実施するように、USAのテレビ局は要求してくることだろう。組織委員会は要求を呑むのか、それとも日本のテレビ局がジャパンマネーをもって対抗するのか。そんな争いも、たぶん繰り広げられることになる。


*1(2006.8.28)
計画書を確認したら、東京は8/12から8/28、福岡は7/27から8/7をそれぞれ会期に予定しているので、この部分は正確ではない。とはいえ8/12から28の東京も十分に暑すぎると思う。

追記2(2006.8.30)
8/30、JOCは国内立候補都市選定委員会を開き、立候補都市を東京都に選定した。投票したのはJOC理事25名、加盟競技団体代表29名、日本障害者スポーツ協会代表1名の計55名で、結果は東京都33票、福岡市22票。
http://www.joc.or.jp/news/newsmain.asp?ID=0000001050
石原都知事は三選に出馬してIOCによる開催地決定まで誘致活動を指揮する意向を示した。

追記3(2009.10.3)
2016年五輪の最終候補地はリオデジャネイロ、マドリード、シカゴ、東京の4都市に絞られた。2009年10月2日にコペンハーゲンで開かれたIOC総会で最終選考が実施され、日本は2回目の投票で除外された(1回目はシカゴ)。開催地に選ばれたのはリオデジャネイロ。南米で初めての五輪となる。

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コメント

うーん、私は福岡五輪誘致に奔走したひとたちのことを知っていますので・・・・どう思うかはもちろん自由なのですが、「かませ犬」とか、こういう書き方は関係者に失礼だと思いますよ・・・。

投稿: 学校の近くの文京 | 2006/08/26 15:59

ええ、鉄さんのご指摘を待つまでもなく、「東京を引っ張り出すダシに使われているのではないか」という認識は、福岡の招致関係者の間にも最初からありました。(というか、「そうに決まっているんだから、やめとけ!」という声の方が多かった。)

でも私としては、国内代表選考という「タイトルマッチ」に挑むチャンスを与えられたわけですから、これぐらいのハンデが与えられるのはむしろ当然であろうと思っています。
都市の「格」を財政力で代表させるならば、福岡は指定都市の中でも下の方です。別格横綱の東京とは比ぶべくもない。東京がチャンピオンとすれば、福岡は同級10位くらいになります。ふつう、タイトルマッチを希望してもマッチメイクしてもらえる立場ではありません。そういう「試合」であってみれば、挑戦者側に辛い条件がつくのは当然です。

今回の経過を詳細に追ってきた私としては、「楽勝」と決め込んでいた東京を慌てさせ、JOCに大きな「貸し」を作った今回の招致活動は、結果の成否によらず、十分な意義があったと考えます。
特に、日本でオリンピックが開ける都市は、東京でなければ福岡しかない、ということを満天下に知らしめたことは、「国際スポーツ大会の誘致開催」を都市戦略として進めている福岡市にとっては、今後の大きな資産になると考えています。

とはいえ(笑)。勝負は下駄を履くまでわからないわけですから。
30日の最後のプレゼンで福岡が何をやってくれるか、期待しましょう。
チャレンジャーの気概だけは旺盛にあるようですから(笑)。

投稿: 馬場 | 2006/08/26 19:08

こんにちは。

東京は暑いから夏の五輪に適さないといったご意見は、奇異に聞こえます。夏季五輪そのものを否定するなら分かりますが。

今までの夏の五輪は、多くが酷暑の下で行われていますよね?LA、バルセロナもそうでしたし。アテネも、8月の日中の気温は東京より高いんだそうです(夜は涼しいそうですが)。次の北京も、8月の平均気温は東京より高いんですよ?

夏の五輪は時期をずらすように、と主張なさるなら分かりますが・・・、少なくとも鬼の首をとったように「東京は暑いから夏の五輪に適さない」と主張するのはちょっと。

ついでに、いつも拝見させていただいて思うのですが

>私にはよくわからない。

>私にはそのようにしか見えない。

といった程度の材料で展開を進めていくクセがおありのようで、ちょっと見ていて危なっかしいです。余計な心配かも知れませんが。

投稿: KuiKuga | 2006/08/27 16:50

>学校の近くの文京さん
福岡の関係者に対して失礼ということですか?
私が批判しているのは「福岡をかませ犬のように扱っているJOC」であり、福岡市の関係者を批判したり揶揄しているつもりはありませんので、関係者の方がそのように取られるのなら申し訳ないことです。

もっとも、下で馬場さんが書かれているように、「そんなことは判った上で戦っているのだからほっといてくれ」ということであれば、失礼しました、と言うほかはないのですが。

>馬場さん
読売の観測通りに東京が候補になったとしても、福岡市に残るものがあるのなら、それはそれで結構なことだと思います。って、負けを前提に話しちゃいけませんね。プレゼンで逆転があれば、さぞ痛快だろうと思います。
個人的には、五輪のようにビジネスとして巨大化しすぎて歪みの大きい大会よりも、競技別の国際大会を開いていくことの方が、きめ細かな国際交流に向いているような気はします。

>KuiKugaさん
こんにちは。

>少なくとも鬼の首をとったように「東京は暑いから夏の五輪に適さない」と主張するのはちょっと。

そんな主張をした覚えはないので、本文を読み直してみましたが、やはり該当する文章が見当たりません。
暑さに関して私が主張したことは以下の通りです。

>どちらの計画も7月下旬から8月上旬を会期にしているが、この時期の日本は(北海道など一部地域を除いて)温度・湿度とも不快であり、世界中のスポーツ選手たちが頂点を争う場にはまったく適していない。

これをどう要約したら「東京は暑いから夏の五輪に適さない」になるのでしょうか?

>今までの夏の五輪は、多くが酷暑の下で行われていますよね?LA、バルセロナもそうでしたし。アテネも、8月の日中の気温は東京より高いんだそうです(夜は涼しいそうですが)。次の北京も、8月の平均気温は東京より高いんですよ?

で、あなたはそれでよいとお思いですか?私は思いません。
ご指摘の夏季五輪は、いずれも不適切な時期に行われたと思っていますし、次の北京大会も、そんな暑い時は避けて9月ごろにでもやればいいのにと思っています(最近の報道では、10日くらい後ろにずらすという話は出ているようですが)。

ちなみに、ご指摘の「酷暑の下で行われ」た大会は、いずれも84年のロス五輪以後です。五輪が商業主義に大きく傾いたと言われる大会から、暑い時期にばかり開催されるようになったのは、果たして偶然なのでしょうか。
(この話題はなかなか興味深いので、エントリ本文にも補足として記しておきます)

>>私にはよくわからない。
>
>>私にはそのようにしか見えない。
>
>といった程度の材料で展開を進めていくクセがおありのようで、ちょっと見ていて危なっかしいです。

それはどうも。ご親切いたみいります。
要所に「私は…思う」というような文言を入れているのは、判断の主体を明らかにするための記号のようなもので、論拠そのものは相応に示しているつもりです。
あやふやな根拠しかないまま、物事を客観的事実であるかのように断言することの方が、よほど危なっかしいと思っていますので。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/08/27 21:04

ご丁寧なご回答、恐れ入ります。

まず、暑さの話。誤解していたようで、すみません。ただ、

念仏の鉄さんの話の展開では、「2016年の五輪招致はやめたほうが良い」、「その理由は、東京が暑いから」、としか読めないと思います。

開催時期をずらせば良い問題なのだとしたら、東京が「2016年五輪招致はやめたほうが良い」という理由にならないからです。

そういう意図でないのだとしたら、「2016年の五輪招致は、開催月を変更すべきである」、と書くべきでしょう。あるいは、「開催月を変更できないのであれば、五輪招致はやめたほうが良い」、と書くべきです。

たしかに、商業主義に傾いてから五輪が暑くなったのは問題だと思いますが、エントリにはそんなこと一言も書いてないじゃないですか。後付けの理由で自己弁護をするのは卑怯ではないですか?


それから、「・・思う」等といったあやふやな根拠で話を展開すること自体が宜しくないと思うのです。断言していないから良い、というのは単なる逃げにしか聞こえません。

「私には良くわからない」といった言葉を多用しておいて、「論拠そのものは相応に示しているつもりです」とは、片腹痛いですよ。今回のエントリに限ったことではないですが。

投稿: KuiKuga | 2006/08/27 21:52

こんにちは。

>問題はモスクワの次の84年ロサンゼルス大会以降ということになる。KuiKugaさんが指摘している大会も、すべて84年以降に行われている。

・・・32年のロスとか、60年のローマとか、なぜスルーするんですか?(ローマの7月の平均気温は25度。東京の8月と同じ)。それに84以降開催のソウルは秋開催じゃないですか?

逆に、真夏を避けているのは、他にメキシコと東京くらいで、他は全部、昔から真夏開催ですよ? 開催地が涼しい場合もありますが、今度のロンドンなんかもそうなわけですから、「商業主義になってから酷暑の真夏を選んでいる」、という根拠には全くなってませんね。

もちろん、私も真夏の東京で陸上長距離やっていいとはいいませんよ。念のために言いますけど。でも、それが「『東京が』立候補すべきではない」という理由には思いません。


>2008年の夏季五輪は北京(中国)で開催される。2012年がロンドン(イギリス)。その次にまた北京と同じ東アジアが選ばれるなどということがありうるだろうか?

・・・十分あり得るでしょう。これまでアジア開催が少ないのはアジアが軽視されていたからで、アジア開催が増えても不思議じゃないですから。

68メキシコの次の次は、同じ北米大陸のモントリオール。モントリオールの次の次は、同じ北米のロスですね。その次の次は、同じ合衆国のアトランタです。アテネの次の次は、同じ欧州のロンドン。北京の次の次が東京になっても、これまでの開催地から見て違和感は全く無いです。

連続欧州開催となるのにロシアやドイツの街も立候補するくらいですし。特に今は商業主義五輪ですから。IOCにとっては、東京は魅力のはずです。

なんだか、このエントリは、あら捜しをして無理矢理に東京五輪に難癖をつけようとしているようにみえますが、違いますか?

投稿: Fusion5-1 | 2006/08/27 23:20

>KuiKugaさん

>念仏の鉄さんの話の展開では、「2016年の五輪招致はやめたほうが良い」、「その理由は、東京が暑いから」、としか読めないと思います。

それは不思議ですね。
私は冒頭に、
>私は2016年の五輪誘致について、基本的には「やめた方がいい」と思っている。
と書き、続けて、
>理由はふたつある。
と明記して、「開催時期の暑さ」と「IOC総会での勝ち目のなさ」という2つの理由を説明しています。暑さだけが反対する理由ではありません。これほど明瞭に書いていることがご理解いただけないのでしょうか。
文章のやりとりをしている以上、明記してあることについてはその通り読んでいただかなければ、議論は成り立ちません。
また、KuiKugaさんは東京ばかりを話題になさいますが、私は東京の誘致だけに反対しているわけではありません。このふたつの理由は福岡にもあてはまります。


>たしかに、商業主義に傾いてから五輪が暑くなったのは問題だと思いますが、エントリにはそんなこと一言も書いてないじゃないですか。後付けの理由で自己弁護をするのは卑怯ではないですか?

前回のあなたの書き込みで、この件に関するご批判は次の2点でした。
1)「東京は暑いから夏の五輪に適さない」という主張はおかしい。
2)夏季五輪は過去に何度も酷暑の下で行われている。

1)については、私はそのように主張していないことをご説明しました。
2)については、何度も酷暑の下で行うこと自体がおかしい、と意見を述べました。
あなたへの反論は、それで一通り済んでいると思います。
商業主義云々は余談として書いたもので、直接的に私の主張を補強するとは思えません。また、仮にそういう効果があったとしても、議論が進めば互いに自己の主張を補強する新しい根拠を持ちだすのは当然のことで、それを「後付けの理由で自己弁護」をしているとか「卑怯」だとは思いません。


>「・・思う」等といったあやふやな根拠で話を展開すること自体が宜しくないと思うのです。

私は、blogというものは筆者個人の考えを書く場だと認識していますので、論拠抜きで「私はこう思う」と書いたとしても、まったく構わないと思っています。その主張に間違いがあれば批判を受けるだけのことですし、論拠が杜撰であれば議論に敗れるだけのことです。「相応の論拠を示している」というのは、私がそういう書き方を好んで選択しているだけで、blogが等しくそうでならなければならない、などという考えを抱いてはいません。

ですから、あなたがこのようにお考えになる根拠が、私にはわからないのですよ。
私が「思う」と書くことは「宜しくない」とおっしゃいますが、あなたが「宜しくないと思うのですよ。」とお書きになることは構わないのでしょうか。それもおかしな話です。
互いに思うところを戦わせて、それぞれの中で多少なりとも認識に変化が生まれれば、それでよいではないですか。


>Fusion5-1さん
こんにちは。

>・・・32年のロスとか、60年のローマとか、なぜスルーするんですか?(ローマの7月の平均気温は25度。東京の8月と同じ)。それに84以降開催のソウルは秋開催じゃないですか?

32年のロサンゼルス大会については確かにこの理屈では説明しきれていません。ただ、交通事情、気象等に関する情報、選手のコンディショニングに対する意識等々、さまざまな面で現在とは大きく異なる時代だったはずですし、そもそも短期集中開催形式はこの大会が初めてなので前例もなかったわけで、あまり考慮しても仕方ないのでは、という気はします。またローマ大会は7月ではありません。
84年以降ではソウルもシドニーも例外ですが、例外があるから全部間違いとは限りません。
上のコメント欄で「商業主義に大きく傾いたと言われる大会から、暑い時期にばかり開催されるようになった」と書いたのは不正確でした。実際には「暑い時期に開催されることが増えた」ということです。

>真夏を避けているのは、他にメキシコと東京くらいで、他は全部、昔から真夏開催ですよ?

ローマとミュンヘンは8月下旬から9月上旬です。真夏からは多少ズレています。

>もちろん、私も真夏の東京で陸上長距離やっていいとはいいませんよ。念のために言いますけど。でも、それが「『東京が』立候補すべきではない」という理由には思いません。

では、どうするのがよいとお考えですか?
あと、私は「『東京が』立候補すべきではない」などと主張してはいません。北海道など一部地域を除く日本では、です。

>・・・十分あり得るでしょう。これまでアジア開催が少ないのはアジアが軽視されていたからで、アジア開催が増えても不思議じゃないですから。

過去のアジア開催は20-24年に一度の割合です。IOCがアジア重視の方針を打ち出したという話も聞かないので、私はこの割合が今後も続くのだろうと考えています。あなたは変わるのだと主張される。「変わる」には何らかの理由があるはずです。「増えても不思議じゃないですから」だけでは説得力がありません。増えなくても不思議じゃないですから。

>なんだか、このエントリは、あら捜しをして無理矢理に東京五輪に難癖をつけようとしているようにみえますが、違いますか?

このエントリが「あら捜し」であるのか、「難癖をつけようとしている」のか、というのは読んだ方がご判断されればよいので、私がそうだとか違うとかお答えする性質のことではありません。
ただ、エントリの主たる批判の対象はJOCであって、「東京五輪」ではありません。KuiKugaさんといい、あなたといい、なぜ私が「東京五輪に反対している」と固く信じておられるのでしょう。

…と不思議に思ったので、念のためIPアドレスをチェックしてみたのですが、
あなたのIPアドレスはKuiKugaさんのIPアドレスと同一ですね。同一人物だから同じ考えを持っている。あっさりと謎はとけました。
このようなお行儀の悪い振る舞いは「卑怯」ではないのですか?


あ、もうお返事はいただかなくて結構です。これ以上あなたのお相手をする気はありません。

このまま議論を続けるのならIOC委員の大陸別人数など調べてみようかとも思いましたが、そこまで手間暇かける意欲が萎えました。
真面目に議論すれば結構建設的になりうる話題も、「あら捜し」や「難癖」どまりでは時間と労力の無駄になってしまうようです。
もし東京に五輪が誘致されることを望んでいるのなら、来るべき東京五輪がどんなに素晴らしい大会になり、それが日本人や東京都民や世界中のアスリートにとってどれほど魅力ある出来事になるのかを堂々と主張すればよいのにね。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/08/28 02:01

こんにちは。
ちょっと思ったのは、

「真夏開催が多くなっている」というのは正しい分析ではなく、「暑い開催都市が増えている」のではないでしょうか?

五輪が真夏に開催され、たまに秋にやっていることは、ご引用された開催時期のリストからみて、昔から変わってないように見えます。指摘されているようにソウルも秋ですし。

商業主義となって真夏になった、のではなく、商業主義となって大都市(暑いところが多い)開催が優先されるようになった、というのが正しいのではないかと。そのあたりが上手く整理されていないので、ちょっと読者に誤解と混乱を招いているのではないでしょうか。

それと、五輪が真夏からずらせないのは、USAのテレビというより、種目が増えているのが根本原因なのではないかと思います。

例えばテニスが正式種目になってからは、グランドスラム期間中は五輪を開催できません。サッカーも、春や秋開催だとヨーロッパのCLやリーグ戦の開幕と重なってしまいます。これらと同様に、他の競技も真夏には大きな大会をやってませんから、色々な競技を集めて行うようになって巨大化した五輪は、真夏開催になってしまうのは仕方ないのかとも思います。

もちろん、これも商業主義化と無関係ではないですけどね。

投稿: 2回目の投稿です。 | 2006/08/28 12:36

夏は暑いのが当たり前かと。
アスリートたるもの、どのような環境であろうと最良の結果を残す努力をするのが当然で、そしてそれは選手が一番理解していることで、素人である私等がどうこう言えた立場には無いと思います。

暑さの問題ですが・・・。
夏でも涼しい地域もあるでしょうし、夏になると湿度が厳しい地域もあるでしょう。
ですが、暑いからという理由で夏の五輪開催を回避するのであれば、夏涼しい地域でしか開催出来ないことになります。
それはオリンピックの理念から矛盾しているのではないでしょうか、基本的には(経済力が無くて無理とかの理由を除いて)世界中のどの地域で開催しようが問題にはならないのでは?(紛争がおきている地域などは流石に回避されるべきでしょうが)

次に「第二の理由」ですが。
「勝てる見込みが無いから、選ばれる見込みが無いから」
という理由で招致活動をするなというのはどうでしょうか・・・。
麻生太郎氏が総裁戦に立候補するのを「どうせ勝てないからやめろ!」というのと同じかと。
選ばれるかどうかは別として、選択肢の一つとして提示すること自体には意義があると思います。
それは福岡が立候補することに関し、意味を見出すことが出来ないのであれば通じない論理ではありますが。

しかし、勝ちが見込めない理由を拝見しましたが、少しおかしな点があるのではないか・・と。

第一の理由にかぶるところがある「暑さがあるから」
という理由について、過去がどうあれ、近年はオリンピックが夏に暑くなる都市でも行われる傾向にある以上、そこに問題があるとは思えません。

最初に触れられている「北京と同じ東アジアが選ばれる何て事があるだろうか」
についてはFusion5-1さんが
「68メキシコの次の次は、同じ北米大陸のモントリオール。モントリオールの次の次は、同じ北米のロスですね。その次の次は、同じ合衆国のアトランタです。アテネの次の次は、同じ欧州のロンドン。北京の次の次が東京になっても、これまでの開催地から見て違和感は全く無いです。」

と言っておられます。
多重だとしても、ここの意見には耳を貸すべきかと。
『同じような地域で五輪が行われる可能性はあるんじゃないか』って事を示すだけなら、これだけで十分ですから。


アジアの開催間隔が20年以上あるというのは、おそらく経済的な問題でしょう、20年以上前の中国がどんな状態であったでしょうか?インドは???

鉄の念仏さんは「変わることには何らかの理由がある」と仰られております。
それはこの「経済発展」というのは理由にならないのでしょうか?


私は、「経済発展」という理由から、五輪を開けるだけのキャパシティがあるアジアの国が増えていくと思います。
ですから、必然的にアジアの五輪は増えていくのではないでしょうか。

投稿: ダムダム | 2006/08/28 20:57

暑さに関して言えば、湿度は切り離せないんじゃないかと思いますが。まぁ、ただ競技特性というのがあるので気候だけで一概に力を出し切れないという括りは五輪には意味のない論法だと思います。

屋外で長い時間をかける、或いは連戦するような競技は、気候に左右されるとは思いますが(この場合湿度>気温で影響がある気がしますが)、屋内競技は突き詰めれば良い環境を作ってしまうという技も使えるので。

開催期間を9月下旬にするとか出来ればいいのでしょうが、競技カレンダーは固定されてるから大変なんでしょうね。

一番の問題は、五輪のたびに強化といって代表にばかり金を注ぎ込んでそこそこ結果が出ても、継続強化に繋がらない事ですかね。野球は違いますが、サッカーその他チームスポーツに見られる「協会(代表)には金はあるが、クラブ(社会人)には流れ込まない」という構図がくっきりしてる気がします。日常(クラブ・社会人)を盛り上げて資金を流入させるというのも協会の仕事の一環だと思うんですがね。そういう意味では野球のレベルの高さは日常(プロ球団)に流れるお金の多さにも一因があると思いますね、経営として良い悪いは別として。


話がずれて済みませんが少し書かせていただきました

投稿: 横浜大洋 | 2006/08/29 01:52

>2回目の投稿です。さん
こんにちは。1回目はどういうお名前でしたでしょうか?

>「真夏開催が多くなっている」というのは正しい分析ではなく、「暑い開催都市が増えている」のではないでしょうか?

私が問題にしているのは「酷暑の下で開催される五輪が増えている」ことです。「暑い開催都市が増えている」のだとしても、その点は変わりません。
それと、私はこのエントリとコメント欄の大半で「酷暑の下で」という表現をしており、「真夏開催が多くなっている」と書いた記憶はないのですが。

>商業主義となって真夏になった、のではなく、商業主義となって大都市(暑いところが多い)開催が優先されるようになった、というのが正しいのではないかと。

84年以後の開催地は、それ以前の開催地よりも「大都市」と言えるのでしょうか。
それと、大都市というのは暑いところが多いのですか?

>それと、五輪が真夏からずらせないのは、USAのテレビというより、種目が増えているのが根本原因なのではないかと思います。

なるほど、そういう理由もあるかも知れませんね。
ただ、ご指摘のテニスの四大大会は9月中旬には全部終わりますから、10月に五輪を開催する妨げにはならないと思います。


>ダムダムさん
こんにちは。

>アスリートたるもの、どのような環境であろうと最良の結果を残す努力をするのが当然で、

ならば、そんなアスリートたちに最良の環境でプレーさせてあげるために、五輪を開催する人たちが努力をするのも当然ではないでしょうか。
私がこのエントリで問題にしているのは主催者の側なのですが。

>暑いからという理由で夏の五輪開催を回避するのであれば、夏涼しい地域でしか開催出来ないことになります。
>それはオリンピックの理念から矛盾しているのではないでしょうか

それらの地域で暑すぎる時期を避けて開催すればよいと思います(一年中暑い地域が候補になり、ほかのすべての要因で開催地にふさわしい、という場合であれば、暑さに目をつぶることも必要かも知れませんが)。

>「勝てる見込みが無いから、選ばれる見込みが無いから」
>という理由で招致活動をするなというのはどうでしょうか・・・。
>麻生太郎氏が総裁戦に立候補するのを「どうせ勝てないからやめろ!」というのと同じかと。

麻生さんはご自分の意思でご自分が立候補していますが、JOCは呼びかける側で、実際に立候補するのは各都市です。
とすれば、呼びかける側の責任として、あまり勝ち目のない時に呼びかけるのはどうかな、と私は思います。
(JOCに十分な勝算があるか、立候補する都市が「そんなことは承知した上で立っているのだ」というのであれば、余計なお世話ということになりますが)

>選ばれるかどうかは別として、選択肢の一つとして提示すること自体には意義があると思います。

その点はおっしゃる通りだと思います。
両方の計画概要に目を通しましたが、福岡の計画は、規模の小ささや、海を積極的に使おうというあたりに、五輪そのものへの提言としての意義を感じます。東京の計画は、東京のために五輪を利用しようという意図が目立ち、五輪のために何ができるのかという感覚が希薄なので、あまり魅力を感じません。

>『同じような地域で五輪が行われる可能性はあるんじゃないか』って事を示すだけなら、これだけで十分ですから。

「Fusion5-1」氏が指摘した例は欧州と北中米ばかりで、他の地域はありませんね。とすればこれは、欧州と北中米が優遇されてきたことを示すデータとも言えます。

>私は、「経済発展」という理由から、五輪を開けるだけのキャパシティがあるアジアの国が増えていくと思います。
>ですから、必然的にアジアの五輪は増えていくのではないでしょうか。

なるほど、それはプラスの要因になるかも知れませんね。

>横浜大洋さん
こんにちは。

>暑さに関して言えば、湿度は切り離せないんじゃないかと思いますが。

ごもっともです。その意味では大雑把な議論ではあります。

>まぁ、ただ競技特性というのがあるので気候だけで一概に力を出し切れないという括りは五輪には意味のない論法だと思います。

競技中に限ればその通りです。ただ、滞在地の気候は選手のコンディショニングにも影響しますから、高温多湿の下での開催は、避けるに越したことはないと思います。

>一番の問題は、五輪のたびに強化といって代表にばかり金を注ぎ込んでそこそこ結果が出ても、継続強化に繋がらない事ですかね。

長野五輪以後、冬季競技がふるわなくなった最大の原因はそこにあるようです。競技人口や環境が十分でないのに、トップ選手だけが世界最高水準にいる、などということは、仮にあったとしても長続きはしないようですね。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/08/29 20:19

鉄さん、福岡の馬場です。
鉄さんのご指摘には実は大いに共感するところです。

福岡の側からJOCに申し上げたいのは、東京にするならするで「財政力」を理由にするな!ということです。そんなもんで選ぶのなら、最初から結果はわかっているわけで、コンペをする必要すらない。「計画の優劣で競う」という原則を踏み外したご発言がJOC内部から漏れ聞こえてくるというのは、本当に問題だと思います。

まぁ、計画の出来で選べば福岡、ということなんでしょうね。それは光栄に思うべきなのかもしれませんが。JOC内部も結構揺れていたようだし・・。

さて、泣いても笑っても今日(30日)が国内候補都市決定です。福岡は全力を尽くします!

投稿: 馬場 | 2006/08/30 10:26

横レス申し訳ありませんが・・。

>東京にするならするで「財政力」を理由にするな!ということです。

確かに首都である東京が一番経済力がある事はやる前からもうはっきりとしている事ですね。
ですが、オリンピック級の国際競技大会に於いては、その実現性という点で、経済力も判断材料にするべきだと思うのですよ。
やる前からそういうビハインドがあるんだって云う事は福岡市側も理解していると思いますよ。


福岡市職員の飲酒運転による事故が先日ありましたね。
皆さんは、オリンピック選考に与える影響についてはどうお考えなのでしょうか??
福岡市長の言うとおり、基本的には大して関係の無いことだとは思いますが、職員の「モラル」が無いと指摘する人はやはり出てくるのではないかと。

そういえば、今朝の朝ズバで、市長が「切り離してお考えいただきたい」とコメントしたことに対してみのもんたが「ふざけんじゃないよ、そういう訳にいく訳無いじゃないか」みたいなことを言ってましたね(発言を詳細に覚えているわけではないのですが、要するにこういう事を言った。と)
まぁ、みのもんたが言ったから何かが変わるという訳では無いのでしょうが。

投稿: ダムダム | 2006/08/30 13:46

>馬場さん
残念な結果になりましたね。
ただ、33-22という数字は、意外に善戦した、と私は感じています。


>ダムダムさん

>やる前からそういうビハインドがあるんだって云う事は福岡市側も理解していると思いますよ。

馬場さんの最初のコメントはお読みになりましたか?馬場さんも理解されていると思いますよ。

>福岡市職員の飲酒運転による事故が先日ありましたね。
>皆さんは、オリンピック選考に与える影響についてはどうお考えなのでしょうか??

わかりません。このエントリでの議論とは関係ありませんし。亡くなったお子さんたちのご冥福を祈るばかりです。


>みのもんたが「ふざけんじゃないよ、そういう訳にいく訳無いじゃないか」みたいなことを言ってましたね

だとすれば、みのもんた氏は自身が経営する水道メーター会社が談合で当局に処分されるたびに、テレビ番組を降板すべきではなかったのでしょうか。
「盗っ人猛々しい」という慣用句の用例にしたいような図々しい発言だと思います。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/08/30 23:22

まさに的を射た「東京のかませ犬」というタイトルを
見て書き込みしています。JOCの林務氏は評価報告書という
文書の形で福岡の重大な懸念(東京都側の指摘)を取り上げ
、一方のプレゼンの前に東京都の問題点を口頭で懸念を表明
するということで福岡に対しては文書、東京については口頭の
指摘という公平さに書けるやり方を行っている。
財政力や都市力で選ぶならば実力日本第二位の大阪(GDP
21兆円)も東京の4分の1だから、東京以外の都市は
どこも候補がいなくなるではないか。それが分かりきって
いるならば、まさにJOCはなんだかんだといいながら、
やっていることはタイトル通り福岡をかませ犬にしたとしか
いいようがない。

 とはいっても、福岡は現在人口140万人でもうすぐ神戸、
京都といった旧6都市の一部と人口では肩をならべ、香港
のアジアウィーク紙ではアジアでもっとも住みやすい都市
No1、最近のNewsweek紙では世界のホットシティ
のNo10に日本から唯一選択された都市となった。
GDPでも神戸、京都を抜き近畿地方以西では大阪に次ぐ
第二位の都市に成長していることはほとんどの人は気が
つかないようだ。東京の思い上がりに負けす、コンパクト
ながら、活力のある街として自力を蓄えてほしい。もう一度
いつの日か東京と同じラウンドにあがれば、こそこそはKO
してほしい。

投稿: Tossy | 2006/09/01 02:05

>Tossyさん
こんにちは。

決定翌日のワイドショーなどでは、福岡に同情的な声も散見されました。もっと能天気にはしゃぐメディアが多いのかなと思っていましたが、意外に冷静かも(都民が冷めている、という気分を反映しているのかも知れません)。

福岡は、計画としては東京のそれよりもよく練られていたと思います。上のコメントにも書きましたが、オリンピックのような巨大化しすぎた大会は巨大都市に任せて、競技別の国際大会やアジア大会などを開いていけばよいのではないでしょうか。市民レベルでの持続的な交流という点では、あまり規模が大きくない大会の方がやりやすいのでは、という気がします。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/09/01 04:20

こんにちは。

五輪開催の意義が薄れてきているのではと感じています。「民族の祭典」も「アマチュアリズム(これには賛同しないけど)」もほとんどないがしろにされていますし。
また、サッカーではW杯、テニスもグランドスラムが最大の世界イベントで、五輪はたいして重要視されていませんし、現実的にも各種競技のスケジュール調整は至難の業でしょう。
それならこうしたメジャースポーツはそれぞれ盛り上がる世界規模の大会があるのだからもう五輪から退いてもらって、今後は、あまり注目されないがワールドゲームスほど新興ではないスポーツを競技に入れてジャンルの多様化にリキいれたらどうかとつねづね思うのです。いや、現在でも五輪種目ながら全然注目されてないスポーツがあるじゃないですか。夏だとカヌーとかフェンシングとか。個人的にはどちらも極めておもしろいスポーツだと感じるのですが、世間からはほとんど注目を集めません。そうした競技で稀にメダルを獲得すると、ニュースでは報じられても映像がない、なんて笑えない話もあります。
人気競技に押しつぶされているスポーツに光を当てるような姿勢をIOCが持つなら全面的に応援したいものです。まあ商業的な大成功は望むべくもないのでしょうが。いやこれはIOCではなくメディアの問題なのかもしれません。

というわけで私はそもそも現在の五輪であればその開催自体に否定的なのですが、もし開催するなら、どの都市で開くにしろ涼しい時期の開催にしてほしいです。その点では鉄さんに同意です。屋外競技はもちろん、屋内競技もエアコン付けずにすむ時期にやると環境負荷も少なくてよいですしね。

投稿: 往生際 | 2006/09/01 16:13

>往生際さん
こんにちは。

ビジネス化に成功した競技と、成功しない(あるいは、そもそもビジネス化になじまない)競技との格差が広がって、ひとつの器に盛るのが難しくなってきているという印象は確かにあります。アテネ五輪でも、日本の野球やサッカーの代表チームは、確か選手村に滞在しなかったのでは。それでは「参加する意義」は半減しそうですね。


NHK-BSでは毎朝、世界主要国のニュースを放送していますが、五輪期間中に見ると、「自国が強い競技ばかり報道する」傾向は世界共通のようです。とても同じ大会を報じているとは思えないですよ(笑)。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/09/01 23:37

>Tossyさん

暖かいお言葉、ありがとうございます(T_T)。

まぁでも「名前と実力を売った」という成果はありました。
地元紙によれば、翌朝山崎市長はJOCを訪れ、竹田会長に
「精いっぱいやったので後に残す気持ちはない。全市、九州を挙げて招致に取り組み、九州・福岡を国内でアピールできた。」と挨拶しています。これは決して負け惜しみじゃないです(笑)。

竹田会長も、
「質の高い計画を作った努力に感謝している。福岡のスポーツへの情熱を強く受け止め、これまで以上のきずなを持ちたい」と答えています。

今回の一件で、JOCにはしこたま「貸し」を作りました。これは福岡が今後「スポーツ立市」を目指していく上で大きな財産になると思います。

投稿: 馬場 | 2006/09/02 00:45

>鉄さん


「自国が強い競技」への注目はもちろん自然なことでしょうし、ソロバン上もその露出が増えるのは当然と思います。それは洋の東西を問わず。
しかし、「自国が強い競技」にもかかわらず世間の注目が低い、というのは不思議な気がします。五輪競技ではないけど、二輪(オオ、掛かってるのかw)の世界GPでは10年ほど前は日本人が大活躍していた(特に軽排気量クラスでは出場選手の1/3を日本人が占め常に上位を争い、年間チャンピオンになった選手もいた)にもかかわらず、その国内的注目は実に、実に寂しいものでした。地上波はTX系列で夜中にオタク色丸出し(←スバラシイ、という意味の形容です)で放送してたくらい。
こうした摩訶不思議な構造は、文化政策としてのスポーツ振興とビジネスモデルとしてのスポーツのあり方を考えるうえで、解明しておく必要があるように思います。

ビジネスになじまない競技がありそうなことも仰せの通りですね。五輪はそのなじみにくい競技の祭典の場でもういいんじゃないでしょうかね。五輪で人気が出て商業的に成功する可能性が開けたらそっちでがんばってもらう。五輪はそのための土台づくりという位置づけで。カヌーのスラローム種目などアルペンの同名種目と同じくらい興奮するのですが、方や生涯一マイナースポーツ、方や冬のオリンピックの花形競技ですものね。プロスキーヤーがいるような競技は何も五輪でやらなくても、ってのが偽らざる感想です(でも日本ではスキーレベルが上がっていかないことは鉄さんもエントリに上げていましたけど)。

ゴメンナサイ。エントリとはかけ離れたコメントになってしまいました。

投稿: 往生際 | 2006/09/02 12:23

>往生際さん

>二輪(オオ、掛かってるのかw)の世界GPでは10年ほど前は日本人が大活躍していた(特に軽排気量クラスでは出場選手の1/3を日本人が占め常に上位を争い、年間チャンピオンになった選手もいた)にもかかわらず、その国内的注目は実に、実に寂しいものでした。

私もよく知りませんけど、阿部典史とか大変な選手が何人もいましたよね。同じモータースポーツでもF1はあれほどブームになったのに(日本人ドライバーは、成績からいえば「参加することに意義がある」という感じの人が多かったのに)、どうしてあれほど差があったのでしょうね。

>こうした摩訶不思議な構造は、文化政策としてのスポーツ振興とビジネスモデルとしてのスポーツのあり方を考えるうえで、解明しておく必要があるように思います。

日本人は概して「世界で評価」された人が好きですが、それでも(スポーツ以外の分野でも)海外での評価が見過ごされるケースは結構あるような気はします。それぞれの分野の関係者が、「その分野で世界のトップレベルに立つことのすごさ」を世間にしっかり理解させ浸透させていくことが大事なのかも知れません。

>五輪はそのなじみにくい競技の祭典の場でもういいんじゃないでしょうかね。五輪で人気が出て商業的に成功する可能性が開けたらそっちでがんばってもらう。五輪はそのための土台づくりという位置づけで。

もちろん陸上や水泳など、ビジネス化が進もうが絶対外せない競技もあるわけですが、最初のコメントでご指摘のサッカーやテニスなど、五輪が最高峰というわけではないプロスポーツに関しては、外した方がすっきりするでしょうね。
ただ、IOCとしては観客動員が見込めるサッカーやバスケットは手放したくないのでしょう。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/09/02 20:35

鉄様、馬場様他色々な方の有益なご意見を拝聴し
東京の方が読まれたら、ご立腹されるような書き込み
をしてしまいました。泰然自若の首都に対して全力を
出し切った地方都市の扱われ方に非常にやるせない気持ち
になったこととはいえ、少し熱くなりすぎたかなとも反省
しております。
ただ今回の馬場さんのお住まいの福岡市が打ち出した
150万都市でも開催可能な五輪という考えは非常によい
のではないかと思います。

「覆水盆に戻らず」ですから、敗れた地方代表の福岡市は
今後をどうするのかが問題ですね。
1.鉄様のご指摘通り
 今後も「市民レベルでの持続可能な交流の点で競技別
 世界大会など実績を積み重ねていくことが必要と
 思います。
2.また馬場様のご指摘のとおり、福岡市の財政基盤を
を調べますと市債残高も減少に転じた兆候はあるものの
大阪に次ぐ第二位の高さ、起債制限比率も神戸に次いで
第二位とワースト側になっています。
ただ、経常収支比率は第6位、義務的経費に到っては第二位
と相当がんばっている部分もあるので財政改善に引き続き
努力して、健全化することが必要ですね。
では、また。

投稿: Tossy | 2006/09/03 00:31

>Tossyさん
>東京の方が読まれたら、ご立腹されるような書き込み
をしてしまいました。

まあ、都知事自ら「国内選考は相手を安く見たことがないでもない」
(http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20060902/mng_____thatu___000.shtml)
なんて言ってるわけですから、「東京の思い上がり」と言われても仕方ないのでは(笑)。

同じインタビューで石原都知事は「人口二百万人以下の都市で夏の五輪を開くと都市が壊れるといわれている」とも話しています。誰にいわれているのかはわかりませんが、2012年が巨大都市ばかりで競われたのは事実。IOCがこの点をどう考えているかは気になりますが、2016年の候補都市を絞る段階で、ある程度見えてくると思います。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/09/04 03:44

このblogのプラットフォームであるココログの管理画面では、IPアドレスによるコメントの検索が可能です。
上述の通り、このエントリのコメント欄では同一のIPアドレスから複数のHNで書き込んできた人がいました。管理画面を眺めながら、他にもそういう例があるのだろうかと調べてみたところ、本当にありました。いずれもこのエントリのコメント欄に関わるものですので、以下、ご報告します。

(1)「KuiKuga」氏と「Fusion5-1」氏のIPアドレスが同一であることは上述の通りですが、このエントリに最初のコメントを書いた「学校の近くの文京」氏のIPアドレスもこれと同じでした。

(2)「ダムダム」氏のIPアドレスは、別のエントリ「早実の斎藤はなぜ4連投しなければならないのか。」にコメントを書いた「バラバラウッド」氏の二度目の書き込みと同じものでした。

(3)「2回目の投稿です。」氏のIPアドレスは、エントリ「早実の斎藤は…」にコメントを書いた「学校に近い文京」氏の二度目の書き込みと同じものでした。

コメントがしきりに書き込まれた時期には、ずいぶん多くの人から批判を受けるエントリだな、と思っていましたが、実際には、見た目ほど人数が多かったわけではないようです。

そう判明してから読み返してみると、「ダムダム」氏の

>多重だとしても、ここの意見には耳を貸すべきかと。

というコメントには、なかなか味わい深いものがあります。


投稿: 念仏の鉄 | 2006/09/09 01:48

福岡市在住の者です。

福岡市はオリンピック招致を降りるべきだったと思っています。市民は招致賛成が多数ではなかったからです。地元の複数の世論調査で反対:賛成はだいたい2:1の割合。市民が気乗りしていないのに無理して招致することはありません。

計画は福岡のほうが良かったとのことですが、計画作成をおこなったのは東京在住の著名建築家+東京の会社です。これで福岡の招致関係者が喜んでいるのには苦笑せざるをえません。

福岡で世界水泳やユニバーシアードをやった実績に関しても、ユニバのために作った球技場(現・Jリーグチームの本拠地)はアクセスが悪く客が少ないという実態(アクセスだけの問題ではないが)、ユニバ開催で急激に市債が増えたこと等を考えると、手放しで誉められないものがあります。

福岡市は、国際柔道大会や国際マラソン、クロカン大会を地道に続けるくらいが良いのでは。
そもそも「中都市でも開催できるオリンピック」とか「アジアの共生」とかは、JOCの誘いに乗って思いついた招致にばたばたととってつけた理屈です。そういう崇高な理念はもっと時間をかけ、計画を練ってこそ生きるのではないでしょうか。

投稿: kiriko | 2006/09/17 11:29

>kirikoさん
こんにちは。
このエントリでは主にスポーツの側から2016年五輪の日本開催を論じていますが、

>市民が気乗りしていないのに無理して招致することはありません。

…というのはもちろん大前提だと思います。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/09/19 03:18

え~・・・・・
2度目です。鉄さん(でいいのかな?)先日はどうも(..)〃
ヘッポコブロガーのKTYです。若輩者ながらですが一言言わせてください。
まず個人的に思うのは、なんらかの企画をするからにはコストがかかる。ボランティアじゃないので儲けも欲しい(勿論これが今後の活動資金にもなるわけですが・・・・)
スポンサーの問題も同様ですね。
よってある程度の商業主義は仕方の無い事とおもいます。
金のある大都市開催もまたそうですね。片田舎の辺境の地では色々不都合も多いでしょう(極論だが)
鉄さんは「五輪サッカー」の経緯をご存知かとおもいますが、ほぼムリクリ金の為にIOCがFIFAに頼んでしてるんですよね?(大雑把ですが)
よって、「ある程度の(経済力のある)大都市」が、「ある程度儲かる」スポーツを優先的にスポンサーや、‘$箱‘協議団体に気を使いつつやるのはかわらないでしょう。

気を使うのは日程などですね(しかし米国野球にはフラれたがw)
あと「10月にすれば・・・」との意見にはちょいと物申したい。
それでは夏季ではなく秋季になりませんか?別に夏季に拘りはないのですが、冬季との兼ね合いを考えると夏季の方が収まりはいい気が・・・・

本文の概要として書かれてある事についてはほぼ同意見です。

コメントに「アジアが見直されて~」とありましたが、広さ(国数?)的に欧州とアジアでは頻度に差が出るのではないのでしょうか?適当ですが「欧州1→アジア→北南米→欧州2→アフリカ・・・」こんな感じになるのでは?(本当に適当です。ごめんなさい)

あと話は少し違いますが、昨日までやっていた「世界柔道」の看板が日本の物でした。以前サッカーでもあったのですが、外国ホームに日本が出費しているのは変な話ですね。でも、そのようにすれば、経済的に不安定名都市にも開催のチャンスは広がるかもしれませんね。

さらに本文とは無関係ですが、ブログは個人の意見を自由に書ける場、この意見は非常に励みになります!こんなんでいいのかなぁ~なんて思いつつかいていますので・・・・。
鉄さんのはブログにも書きましたが、分かりやすくいいと思いますよ。(偉そうなこといってすみません)

乱文な上、長文失礼しました

投稿: KTY | 2006/09/19 22:08

>KTYさん
>よってある程度の商業主義は仕方の無い事とおもいます。

もちろんその通りで、問題は「ある程度」がどの程度か、ということにあります。
あるいは、営業上のメリットと競技上のデメリットのうち、何と何が交換可能なのか。


>あと「10月にすれば・・・」との意見にはちょいと物申したい。
>それでは夏季ではなく秋季になりませんか?

だとしても特に困ることはないと思いますが(笑)。

>コメントに「アジアが見直されて~」とありましたが、広さ(国数?)的に欧州とアジアでは頻度に差が出るのではないのでしょうか?

広さや国の数というより、IOC内での力関係でしょうね。IOC委員の名簿を見ていると欧州の王族・貴族が大勢名を連ねていて、もともとそういう世界から始まった組織なのだなと改めて思います。日本も皇族がIOC委員になれば、もっと発言力が強まるかも知れません。

>昨日までやっていた「世界柔道」の看板が日本の物でした。以前サッカーでもあったのですが、外国ホームに日本が出費しているのは変な話ですね。

日本のテレビ中継向けの広告なのだと思います。柔道ワールドカップのテレビ中継に最も熱心な国はたぶん日本でしょうから。
サッカーのアウェーでの親善試合に日本語の看板が出ているのは、明らかにそれが理由です(この広告料が放映権料の原資となり、遠征の費用に充てられているのではないかと思います)。

>鉄さんのはブログにも書きましたが、分かりやすくいいと思いますよ。(偉そうなこといってすみません)

ありがとうございます。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/09/20 22:55

レスど~もです!

柔道の看板はなるほどです。大会ではなく、「電波」のスポンサーなのですね?

秋季五輪で困る事・・・・それはなにもないですw
ただ、「秋の‘夏季五輪‘」は変だ、というはなしです。例えるならば「千葉県‘東京ディズニーランド‘」のような、しっくりこない気持ちの悪さを感じます。
そして冬に対してなら秋より夏のほうが時期としてのバランスが良い気がします(なんとなくですが)
どちらにせよ、夏ならある程度夏らしい時期に、秋なら秋と名乗るべき、というだけのこと。それだけです、言いたかったのは。
そんなわけで(どんなわけだ?)9月中~下旬からの開催で手を打ちませんか?wこのぐらいの気候ならまだマシでしょう。ギリギリ夏と言えなくも無いし・・・・

そしてこれは無知なので一つ質問させてください。
WCはサッカー一競技なのに一国全土を挙げます。なのに何故五輪は一都市で行うのか?そのため過密スケジュールにならないのか?そしてそれは選手のベストパフォーマンスの妨げにならないのか?

すみません、三つになりましたw

P.Sこの手の話しはハマると長くなるのでお返事返さないといけないことでない限り、この辺で書き込みはやめておきます(^^;)

投稿: KTY | 2006/09/21 19:26

>KTYさん
>柔道の看板はなるほどです。大会ではなく、「電波」のスポンサーなのですね?

契約上どちらのスポンサーなのか正確には知りませんが、いずれにしても日本向け中継を意識してスポンサードしているのだろうと思います。


>どちらにせよ、夏ならある程度夏らしい時期に、秋なら秋と名乗るべき、というだけのこと。それだけです、言いたかったのは。

もともと、ひとつの「OLYMPIC GAMES」だった大会から「OLYMPIC WINTER GAMES」が独立したので、「夏季五輪」というのは後からついた名称であり、「冬季」と区別するための記号という以上の意味はないと思うんですが、語感としてはおっしゃる通りだと思います(笑)。


>WCはサッカー一競技なのに一国全土を挙げます。なのに何故五輪は一都市で行うのか?

なぜかは知りませんが、五輪を開催する単位は「都市」ですね。サッカーのワールドカップは各国のサッカー協会ですから「国」単位です。

五輪は競技ごとに使う会場が違いますから、一都市(および近郊)で開催可能ですが、ワールドカップは大規模なサッカー場をいくつも同時に使うので、一都市で開催するのは無理なのでしょう。五輪でもサッカーだけは遠隔地でも試合が行われますね(アトランタ五輪なのに「マイアミの奇蹟」って、冷静に考えるとヘンですよね)。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/09/22 09:54

ご解説ありがとうございましたm(__)m

投稿: KTY | 2006/09/22 19:41

19日の福岡市長選で、五輪招致を行った現職が落選しました。民意に反して五輪招致を行ったことに対し、手厳しい審判が下されました。

オリンピックに夢を見た人間として落胆を禁じ得ませんが、せめてJOCと石原都知事は「福岡の教訓」に学んでいただきたいと思います。つまり、「五輪招致は政治的には鬼門」ということが、今回これ以上ないほどはっきりしました。たぶん、来年の都知事選でも「五輪」が争点になり、「五輪反対」候補の方に風が吹きます。石原知事は、大いに当てがはずれることでしょう。石原知事が負けたら、「五輪招致」は空中分解ですが、まぁそういうことがなくとも、「五輪反対」の逆風の中、「世界で勝利すること」がJOCに課せられた「義務」になります。2009年のIOC総会は、石原氏の政治生命を賭けた戦いになり、JOCの方々はそれはそれは「しんどい」思いをなさることでしょう。

そして、その後日本で五輪に手を挙げる都市は長く現れないことでしょう。政治的リスクばかり大きく、メリットの見えない五輪招致は、日本中の都市から忌避されることになります。候補都市を「当て馬」として粗末に扱った「ツケ」は、長く重くJOCを苦しめること思われます。

投稿: 馬場 | 2006/11/21 17:23

>馬場さん
東京都は五輪開催地を争っている段階で、立候補している事実を都民に積極的に知らせようとはしていませんでした(福岡の町中にキャンペーンポスターが張り巡らされていたのとは対照的です。同時期に都内であのようなものを見た記憶が私にはありません)。報道の中には、「反対運動を恐れて、あえて周知をはからなかった」とするものもありました。
従って、ご指摘のように、都民が五輪招致に関する自らの意見を表明する機会は、次の都知事選ということになります。
都知事がまともに務まりそうで、かつ「五輪反対」を打ち出す立候補者が出てくれるとよいのですが。

投稿: 念仏の鉄 | 2006/11/27 22:41

ほんとに、市長選挙での有権者の反応は顕著でした。
「財政厳しいのに市民の意見も聞かず五輪誘致に走って!」
都知事選では是非民主党に「五輪反対!」で頑張っていただきたい(笑)。
正直、福岡五輪より遙かに理念でも計画でも劣る東京五輪計画が、政治的に何にも「お咎めなし」ということでは、私ゃ都民に絶望しちゃいます。

投稿: 馬場 | 2006/12/01 18:26

7年ぶりのコメントになりますね。
東京に決まりましたね。
石原が後出し立候補したときは、憎くて仕方なかった。

今では東京五輪の成功を心から祈ってます。

投稿: 奈々氏 | 2013/09/08 17:02

>奈々氏さん

決まりましたねえ。
プレゼンテーションのスピーチは前回より格段に練られた、立派なものであったように思います。
特に高円宮妃殿下と佐藤真海選手のそれは感動的でしたし、安倍首相も、福島に関する部分には複雑な思いがありますが、その後の、日本人がいかに五輪精神を信奉者しているかを語った部分は、1964年大会誘致を決定づけたと言われる当時の最終演説を見事に継承したと言えるでしょう。
その意味では、前回の敗北から学んだのだろうと思います。

とはいえ、このエントリで書いた東京の夏の暑さは、7年を経て、ますます酷いものになっていますから、次の東京五輪では、選手や観客に猛暑による死者が出かねない。本当に心配です。組織委員会は対策を立てるべきだと思いますが、有効な対策が果たして存在するのかどうか。

投稿: 念仏の鉄 | 2013/09/09 23:56

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