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ギャラリー・台中棒球場報告(其之三)。

12月3日、対台湾戦の日。

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この日は高鉄(台湾高速鉄道の略称)で早めに台中入りして、台中の町を歩いてみました。人口は105万人。台湾で3番目の大都市です。そごうデパートもあります。
ここのジーンズ売り場には「鬼洗い」とか「ジャパンブルー」という日本のブランド製品があり、日本人が日本で着るには気恥ずかしいようなギンギンの日本趣味のTシャツが並んでいました。売り場の女の子は日本語が堪能で「野球を見に来た」と話すと、「今日投げるのはダルビッシュですか?いいなー、見たいなあああっ」と体をよじって羨ましがられました。「顔もいいけど、強いから好き」だそうで、ほかには藤川球児(と紙にさらさらと書いて見せてくれました。漢字国だから当たり前ですが)もいいそうです。


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台中には国立自然科学博物館や古い建物を集めた民俗公園などがありますが、月曜日で全部休館。科学博物館は庭園は公開されていたので、しばらく庭で昼寝してました。これは温室です。モスラのようなものはオブジェです。


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スタジアム周辺は、地元・台湾が日本と決戦とあって盛り上がっています。応援グッズがたくさん売られ、顔にはペインティングも(たぶん無料)。


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某スポーツメーカーが設置した野外スクリーンの前では、チアリーダーが応援の仕方を伝授しています(が女の子どうしで振り付けが合っていないのが不安)。

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なぜかこんな人たちも気勢を上げています。これも某スポーツメーカーの仕込みのようです。彼らの姿は試合中のスタンドにも見られました。


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スクリーンでは王建民のCMを何度も流していました。見てるとうっかり泣けてきそうな、例によってよくできた映像です。


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試合中にはパブリックビューイングになっていました。


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この日は上層(二階席)から見てみることにしました。下層(一階席)の傾斜が浅い分、あまり高さがないのか、非常に見やすいです。


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場内はほぼ台湾ファンで埋め尽くされました。手にしたメガホンが一斉に動いて声が出るので迫力があります。三塁側スタンドで叩かれていた鋲打ち太鼓は、横浜の中華街などで見る獅子舞の伴奏のリズムと似ていて、畳みかけるように延々と続き、独特の高揚感を生みだします。


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台湾の“球迷”の興奮が最高潮に達したのが陳金峰の逆転2ラン。私の前にはマラソンの宗兄弟が20キロくらい太ったようなおじさんが座っていたのですが、私が日本人と気付くと、声をかけたり、いろいろとからかわれていました。この時はもう興奮して「どうだ!参ったか!」みたいに勝ち誇っていました。その裏のしおれっぷりも可愛いくらいでしたが。だんだんと諦めてきたようで、9回の西岡のファインプレーには感心して手を叩き、最後は握手して笑顔で別れました。
“球迷”たちは総じて明るく無邪気に野球を楽しんでいる感じで、日本の球場でいうと、初年度の仙台・フルキャストスタジアムの雰囲気に似ていました。台湾人ばかりの中にジャパンの帽子を被った私が混ざっていても、珍しがられるだけで敵意を感じることはありませんでした。台湾人の日本ファンも少なくないようです。日章旗に「皇国の興廃この一戦にあり」と書いたTシャツを着た台湾人の女の子を見た時は度肝を抜かれました。


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日本の勝利。五輪出場が決まって胴上げです。


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表彰式。各国連盟のお偉いさんたちの紹介で、某国コミッショナー代行の名が読み上げられた時、頭に血が上って反射的にブーイングしたら、前にいた台湾人の女の子たちが振り返って奇妙な顔でこっちを見上げていました。
(この項もう少し続く)

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