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2勝2敗。

 北京五輪の野球予選リーグは最初の4試合を終わって2勝2敗。星野監督が試合後のインタビューで話していた通り、「我々の力量からすれば最低の結果」といってよい。
 8チーム中4位になれば決勝トーナメントに進出できるのだから、数字の上ではまだまだ挽回できる圏内にある。しかし、負け方が悪いのが気になっている。予選の時には3試合、いや、2試合目には強い結束を見せていたチームが、北京では4試合を経ても、まだまとまれていないように見える。

 今日の韓国戦で和田が同点本塁打を浴びた場面や、9回表に岩瀬が打たれ、村田や阿部のミスも重なって3点を献上した場面。フジテレビの中継画面を見る限り(国際映像だから他局で見ても同じだろうけど)、打たれた投手やミスをした野手に声をかける者が誰もいない。失敗をした選手は、それぞれに独りで下を向いていた。

 今日の韓国戦の内野陣は、一塁・新井、二塁・荒木、遊撃・中島、三塁・村田。
 このチームの中心になるはずだった西岡・川崎の二遊間は、それぞれに故障が発覚してベンチにいた。彼らがダイヤモンドの中にいれば、決してミスをした選手を独りにはしなかっただろう。川崎はきっとうるさいくらいに声をかけまくっていたはずだ。
 だが、現実には彼らはいない。宮本キャプテンもその瞬間にはグラウンド上にいなかった。それを不運といえば言える。だが、4人とも(捕手の阿部も)所属チームでは押しも押されぬ主力選手、リーダーシップを発揮している立場のはずだ。誰それがいないからできません、では情けない。

 明日の休養日を挟んで、カナダ、中国、USAとの試合が続く。それぞれに簡単ではない試合になるだろう。おそらくは、この休養日に、チームとしてのメンタル面をどう立て直すかが鍵になる。宮本キャプテンの出番だろう。ダルビッシュに習って、みんなで頭を丸めるくらいのことをしたっていいんじゃないだろうか。

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コメント

「絶体絶命」から復活するのが日本のお家芸-
なんて脳天気なことを言っている場合じゃないですよね。

しかし、9回裏に救援した韓国の若いクローザーもあっぷあっぷしていたように(アイツをもう少し投げさせといてくれたら良かったのに(笑))、苦しいのはみな同じ。

予選突破の可能性はまだ十分にあるのですから、チームの団結力を高めて突破していただきたいものです。

投稿: 馬場 | 2008/08/18 15:18

カナダ戦の辛勝でとりあえず一山越えた感じではありますが、打のつながりのなさはかなり心配ですね。カナダ戦序盤の3イニング、1塁に走者を置きながら全て左方向への内野ゴロで2塁封殺(うち2つは併殺)という先制機の潰し方、稲葉の一発の後は結局1安打しか出なかったという展開・・・。こと打撃に関しては全くいただけないものでした。投手陣が完封に近いリレーをして誰かがホームランを打たないと勝てないというのではWBCで示した「野球の一つの可能性としてのスモールベースボール」を(結果として、とはいえ)自ら否定してしまうことにもなりかねません。後ろへ、後ろへ、としぶとくつないでいく打「線」の奮起に期待します。

投稿: かわうそさん | 2008/08/18 18:30

>馬場さん
>しかし、9回裏に救援した韓国の若いクローザーもあっぷあっぷしていたように(アイツをもう少し投げさせといてくれたら良かったのに(笑))、

韓国は早めの継投がよい結果になりました。日本は星野監督自身も認めていたように、あの試合では悔いの残る投手起用でしたね。


>かわうそさん
>打のつながりのなさはかなり心配ですね。

ランナーは出ても返せない。チャンスは作っても決められないサッカー日本五輪代表(男子)の試合ぶりを思い出してしまいました。ラインナップから怪我人を外していったら、思い切りのいいタイプが並んでしまった、という面もありそうです。新井は見事に脱皮してくれたわけですが、他の選手たちもそろそろ一皮むけてほしいですね。

投稿: 念仏の鉄 | 2008/08/19 10:11

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