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原辰徳ほどジャイアンツの監督にふさわしい人物などいるはずがない。

 2001年秋。原辰徳が長嶋茂雄の後を継いでジャイアンツの監督になった時、その力量に不安を抱いたジャイアンツファンは多かったのではないかと思う。
 1995年に現役引退した後は解説者としてテレビの仕事をしていたが、試合中継の解説、スポーツニュース番組のキャスター、いずれも特に優れたものとは感じられなかった。NHKでのキャスターぶりは、ときどき常識のない言葉遣いをすることもあり、メディアではあんまり頭の良くない人物と揶揄されることが多かった。

 この時期の原に接したことが一度ある。彼の言動はテレビで見るのとまったく同じだった。にもかかわらず、テレビとはかなり異なる印象を受けたことに、私は驚いた。
 原は底抜けに明るい人だった。テレビ画面で見れば軽薄さや凡庸さのあらわれと受けとられかねない彼の明るさは、じかに対面すると、人を惹き付ける何かを備えていた。彼の笑顔や笑い声は、周囲にポジティブな影響を及ぼす力を持っていた。

 原則として歴代の四番打者を次代の監督に据えてきたジャイアンツの伝統的な人事起用からすれば、彼はいずれジャイアンツの監督になるべき立場の人物だった。そして、監督候補として原辰徳という人物を見た時、案外、適性が高いのではないか、と私は思った。
 彼の明るさは、周囲の人々に何となく「この人を喜ばせてあげたい」という気持ちを起こさせるものがある。実際、現役時代の原は、選手の間では、メディアや世間一般の評価よりもずっと高い人望があったと聞く。
 選手個々の能力の総和では常にトップクラスの戦力を持ちながら、その力を発揮させられずに優勝を逃すことの多いジャイアンツというチームでは、監督に課せられる最大の役割は、選手の力量を発揮させ、チームをまとめることになる。そんなチームを率いる時、原の持つ求心力は有効に働くだろう。
 いわば神輿として担ぐにはもってこいの人材だ、というのが私の印象だった。具体的な戦術や用兵面を補えるコーチをつければ、結構いけるのではないか、と。

 その後、原は98年から長嶋監督のもとでコーチを務め、長嶋が勇退した2001年の秋に監督の座を引き継いだ。

  “神輿にもってこい”どころか、彼自身が意外に食えない指揮官ではないか、と気付いたのは、1年目のシーズンが始まった時だ。
 「長嶋監督から学んだ野球を継承する」と公言していた原は、しかし最初のキャンプで、長嶋が決してやろうとしなかった2つの決断を下した。特定のクローザーを設けることと、1番打者を固定することだ。そこに起用した人材は、長嶋に干されていた河原純一と清水隆行で、いずれもそれまでほとんど担当したことのない役割だった。
 河原は5勝3敗28セーブ、清水は191安打を打つ大活躍で、ともに優勝の原動力となった。
 この年は、松井、桑田、上原ら投打の主軸が活躍したのに加えて、斎藤宜之、川中、福井、鈴木といった、もはや若手とは呼びづらい年齢で一軍半にくすぶっていた生え抜き選手たちがよく働いた。FA選手、外国人、逆指名入団した新人らによって戦力バランスが崩れることの多かったチームを、原は巧みに立て直した。

 だが、限りなく三冠王に近い成績で原巨人を牽引した松井秀喜がニューヨークに去ったことで、翌年は3位に転落。原はあっさりと監督の任を解かれた。その後を次いだ堀内時代に、ジャイアンツは本格的にバランスを崩していく。

 2度目の監督就任から3年を費やして、原は再び、主力と生え抜きのバランスがとれたチームを築いた。
 もちろん、過去2シーズンでかき集めた戦力は圧倒的で、勝って当たり前と言われればそれまでではある。
 しかし、FAも含めて他球団から引き抜いた選手が力を発揮できないことの多いこのチームにあって、今年のラミレス、グライシンガー、クルーンはいずれもキャリアハイといってよい成績を残している。昨年の小笠原と谷にしても同様だ(門倉は駄目だったが)。全盛期より力が落ちている豊田も、セットアッパーに活路を見出し、十分に機能している。
 と同時に、生え抜きの若手では坂本、鈴木、亀井らがほぼ一本立ちし、投手陣では山口、越智、東野らが大活躍した。

 原は監督になるたびに、ジャイアンツファンの納得がいくようなチームを作ってくれる。どこからどのような経緯でやってきたにせよ、出場している選手たちがみな、真摯にチームの勝利に力を尽くしていると感じられる。

 「勝って当たり前」と見なされる度合は以前より薄れたとはいうものの、ジャイアンツの監督という立場が、同業者の誰よりも注目と批判を浴びやすい立場であることに変わりはない。むしろ、王や長嶋が監督を務めた頃、あるいは原自身の現役時代に比べると、野球人気そのものの低迷についての責めを負わされ、そこからの回復という困難な役割さえ担わされるようになった。

 私はジャイアンツの選手としての原の最初の公式戦と最後の公式戦をスタンドで見た(その間に見た回数は、そう大したことはないのだが)。現役生活の最初から最後までを見届けた野球選手は、世代的には江川や原あたりからになる。王や張本といった重鎮と比べると、原はいつまでたっても頼りない若者だったし、ベテランと呼ばれる年齢になってもさほど成熟を感じさせない選手だった(彼の世代以降の日本人全般にそういう傾向があり、彼ひとりのことではないとは思うが)。

 常に脚光を浴びるスターであったような印象が強いけれど、選手としては決して楽なことばかりではなかったはずだ。新人時代は二塁手としてスタートし、その年のうちに本来の三塁に定着したものの、外野や一塁に回されたこともある。長嶋や王と比較されては「チャンスに弱い」「頼りない」と酷評される。
 長嶋茂雄が二度目の監督に就任した93年、故障の影響もあって、プロ入り後初めて規定打席に達せず、以後そのままレギュラーの座を取り戻すことなく引退していく。FAや他球団から移籍の外国人選手の陰でベンチに座ることも多く、誰の目にも原は冷遇されていた。だが、原はついに不満を公言することがなかった。

 長嶋や王と比較されるのは誰にとっても辛い立場だったはずだが、原は「ジャイアンツの4番打者」の重圧からは決して逃げなかった(このあたりは三浦知良を思わせる)。一緒に重圧を受けてくれるはずだった吉村という後輩を事実上失った後も、原は凋落していく王朝を支えていた。出場機会の減った晩年の原がグラウンドに立つたびに、スタンドのファンが誰よりも大きな声援を贈っていたのは、皆がそれを理解していたからに違いない。変わっていくチームの中で、原だけが、ファンの記憶の中の巨人軍を体現していた。

 にもかかわらず、50歳になった原辰徳は、相変わらず能天気な明るさを発揮しつづけ、過去の苦労や屈辱を微塵も感じさせない。日本一になった1年後に放り出されたチームから再び監督を依頼されて引き受けた時、「屈辱を忘れたのか」「男らしくない」と批判する声もあったが、それ以上に原にとってはジャイアンツが大事だったのだろうと思う。今年のリーグ優勝、そしてクライマックスシリーズで昨年惨敗した中日を寄り切って勝ち残った時に見せた涙は、そんなことも思い出させた。

 原の監督としての能力が、どこでも通用する汎用性のあるものなのかどうかはわからない。
 ただし、ことジャイアンツに限っていえば、原以上にこのチームを生かせる監督は、そう多くはないと思う。
 そして、監督としての原を輝かせることのできるチームもまた、ジャイアンツのほかにはおそらくないのだ。
 「ジャイアンツの4番打者」であることに耐え抜いた日々が、おそらくは彼を「ジャイアンツの監督」にふさわしいメンタリティの持ち主に育てた。

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コメント

>原はいつまでたっても頼りない若者だった
>彼の世代以降の日本人全般にそういう傾向があり、
>彼ひとりのことではないとは思うが)。

私も同感なんですが、そう思うのはたぶん自分が歳をとったからで、
いま現在十代、二十代の人の目にはそうでもないのではないか、
緒形拳だって上の世代からは「最近の役者は40過ぎても子供だのう」
とか言われたんじゃないか、などとも想像します。

投稿: nobio | 2008/10/27 19:28

いつの頃からか、「明るい選手」といえば
ヒーローインタビューで芸人気取りのギャグをかましたり、
バラエティ番組ではしゃぎまくるような選手を
指すようになってしまった気がします。
原のような、スポーツマンらしい天真爛漫さを備えた
「まじめな明るい選手」って少なくなりましたね。

投稿: KJ | 2008/10/27 19:53

こんにちは。久々の投稿です(いつも見ているんですが・・)。
WBC監督内定の雰囲気が漂う、現状へのアンチテーゼとしては、切り口に感心しました。
「現役監督」を選ぶこと自体は勝利を条件と考える場合良いことに思えますが、代表となるとサッカーとはまた異なる、色んなファクターが絡んできて難しくなりますね。
一般人の自分としては、今の事の成り行きを記憶に留めつつ、結果を踏まえて色々思案したいと考えています。

投稿: hide | 2008/10/27 23:18

しかし日本シリーズを直前に控えた時期に要請をマスコミに明かしてしまうというのはどうなのかと思いますね。
 
日本シリーズ後に要請し、決定後発表というのが筋だとは思います。勿論こうなった理由もいろいろ想像つきますが。

投稿: tonamaji | 2008/10/28 00:05

「ジャイアンツ愛」ですなぁ。

私は、一年目のご指摘のような動きを見た時、原は投手交代や代打起用、ベンチからの配球支持などの試合中の「戦術」レベルで優れた指揮官ではなく、日程や相性に合わせたローテーションや打線の編成など試合前の「作戦」レベルで優れた指揮官でもなく、
シーズンを通しての戦力整備などに優れた「戦略」レベルで優れた指揮官であり、その意味では過去にあまりいなかったタイプの監督だなと思っていました。

投稿: とおりすがり3 | 2008/10/28 06:39

>nobioさん
>そう思うのはたぶん自分が歳をとったからで、
>いま現在十代、二十代の人の目にはそうでもないのではないか、

5,6年前に職場で後輩になった男が、確か私より7,8歳下なんですが、
崇拝に近い原ファンで、ちょっとびっくりしたことがあります。
ただ、昭和50年代ごろのベテラン選手たちのおっさんくささに比べると、
今の30代、40代の選手は善くも悪くも若々しく見えるんじゃないでしょうか。
(昔のベテランはジャイアンツの大道みたいな選手ばかりだった気がします)


>KJさん
>原のような、スポーツマンらしい天真爛漫さを備えた
「まじめな明るい選手」って少なくなりましたね。

なるほど、そうかもしれませんね。
そういう意味では、彼の現役時代のころから、すでに時代錯誤気味だったかもしれません(彼のニックネーム「若大将」は1960年代の映画のヒーローで、原のプロデビューは1981年)。原もまた昭和の人だったのかも。


>hideさん
>WBC監督内定の雰囲気が漂う、現状へのアンチテーゼとしては、切り口に感心しました。

あ、必ずしもそういうつもりではなかったんですが(笑)。ひとつ下のエントリでは候補として推してますし。このエントリをアップした途端に事実上の内定になってしまったので、いささか面食らっています。

日ごろからオールスターみたいなチームを率いているという点ではジャイアンツと代表には共通する面がありますが、しかし国際試合では戦力面で優位に立てるわけではない。向いている面もあれば違う面もあるとは思います。

ただ、今回の内定の仕方を見ていると、そういうこととは違う力学が働いたような印象を、どうしても受けてしまいますね。そのへんがまた、結果的には監督に重圧を与えかねない。王さんがそのあたりをどれだけ守ってくれるかに期待しますが。


>tonamajiさん
>しかし日本シリーズを直前に控えた時期に要請をマスコミに明かしてしまうというのはどうなのかと思いますね。

同感です。さすがに原監督が発表したコメントも、今はそれどころではない、というニュアンスが感じられます。


>とおりすがり3さん
>シーズンを通しての戦力整備などに優れた「戦略」レベルで優れた指揮官であり、その意味では過去にあまりいなかったタイプの監督だなと思っていました。

そうですね。王監督もそういうタイプのように思います。
ただ、例えば今回のCS第3戦で、最初の打者にぶつけた途端にクルーンを引っ込めた判断などは鮮やかだったと思いますが、メディアはなぜか彼の個別の采配を絶賛することが少ない気もします(笑)。

投稿: 念仏の鉄 | 2008/10/28 08:07

ポッドキャストで今回の決定経緯に対する生島さんの考察が聞けますね。ご参考までに

http://podcast.tbsradio.jp/st/files/sakasa20081028.mp3

投稿: tonmaji | 2008/10/28 16:52

WBC監督「快諾」と報じられていますね。
さすが若大将!というべきなんでしょうね。

しかし、日本シリーズ直前になんでまぁ、とは思います。
そのへんのNPBの無神経さというか自分勝手さにはいささかむかっ腹が立ちます(笑)。

結局この国の野球界は、マネジメントの無能を素晴らしい選手と監督が補っていくという形でしか動かないのでしょうか。

それはそれとして。原監督がWBCにどのようなメンバーを選ぶのか、大変楽しみです。目指せ連覇!(笑)

投稿: 馬場 | 2008/10/28 21:00

>tonmaji さん
ありがとうございます。聴いてみましたが、だいたいそんなところだろうと思います。特に、「次回大会で2年前に監督を決めても国際大会がないので無駄。それより選任のGMを置くべき」という話はまったく同感でした。


>馬場さん
>しかし、日本シリーズ直前になんでまぁ、とは思います。

そりゃあ、もしジャイアンツが日本シリーズに負けたら、また面倒くさいことになるからでしょう(上のポッドキャストの中で生島淳氏も言ってますが)。長引かせずに早期収拾した方がよい、という判断もあったでしょうし。


投稿: 念仏の鉄 | 2008/10/29 09:50

>今の30代、40代の選手は善くも悪くも若々しく見えるんじゃないでしょうか。

そういう例も多いとは思いますが、そうではない例も多い、ような気もします。
例えばアーチェリーで「中年の星」を自称する 山本博とか。
和田一浩なんかも見るたびに、はあ? このおっさんがオレよりはるかに年下なのかよ、と舌打ちしたり、
え、この方が私なんかよりはるかに若いんですか、と尊敬したりしてしまいます。

投稿: nobio | 2008/10/31 04:25

>nobioさん
山本先生や和田がおっさんくさいことには何の異論もありませんが、世代集団の傾向を比較している時に2,3のサンプルをとりあげて「正しい」とか「違う」とか言ってても元の議論は進まないので、ためしに集団のリストを作ってみました(あくまで一例ですが)。次のエントリをご覧ください。

投稿: 念仏の鉄 | 2008/11/01 11:50

素晴らしい記事っす。俺もそう思います。
原さんがいなかったら、読売なんて応援できないですよ。

投稿: 原巨人のファン | 2009/03/12 17:44

>原巨人のファンさん

ありがとうございます。
私も松井秀喜の離脱とともにジャイアンツへの愛着を失っていましたが(正確には、徐々に愛着が減退し、かろうじて松井によってつなぎとめられていたものが切れた、ということです)、原が監督として戻り、低迷するのを見て、ジャイアンツファンに戻りました。

とはいえ、我々が単に「巨人」とか「中日」とか呼んでいるものの中には、親会社、球団、現場、選手、OBといったさまざまな要素が含まれているわけですが、その全部が一体というわけではないし、それぞれの中身も変化します。時には個々にフォーカスを当てると、違うものが見えてくることもあるかも知れません。

現在の清武代表の著書「巨人軍は非情か」(新潮社)を読む限り、親会社からこういう人が来て、この路線を貫いてくれるなら、球団の将来にも期待が持てると思えます(貫いてくれるなら、ですが)。

投稿: 念仏の鉄 | 2009/03/13 11:32

>監督に課せられる最大の役割は、選手の力量を発揮させ、チームをまとめること

それこそまさにWBC代表チーム監督に求められるものですなぁ。二次ラウンドが楽しみです。

「ジャイアンツ愛」(赤坂英一)読んでいます。著者が「原叩き」で食っていた日刊ゲンダイの記者というところが素晴らしい! たいへん面白いです。

投稿: 馬場 | 2009/03/13 12:35

>馬場さん
>著者が「原叩き」で食っていた日刊ゲンダイの記者というところが素晴らしい!

「原叩き」しつつも愛着が感じられますよね。かといって称賛一辺倒でもない、対象との距離感が絶妙な本でした。

投稿: 念仏の鉄 | 2009/03/15 23:15

多分基本的に原さんはトレードとかFAは考えなくて、現有戦力でなんとかしようって人だと思う。

俺は広島ファンだけど、原さんは持ってる手駒に文句いわず、手駒たちがベストの力を出す手助け、っていうとこが、かっこいい。
50であんなカコイイおじさんはおらんよ。

投稿: わかぞう | 2009/03/29 13:44

>わかぞうさん

FAで交渉する選手に電話かけたりしてるようですから、補強したくないわけではないでしょうけど、手当たり次第に何でも欲しがる、という人ではなさそうですね。
基本的にはおっしゃるように現有戦力をベースに、力を発揮させてやることを考えているように見えます。

投稿: 念仏の鉄 | 2009/03/29 20:57

>原はいつまでたっても頼りない若者だった
>彼の世代以降の日本人全般にそういう傾向があり、
>彼ひとりのことではないとは思うが)。

多分ブログ主さんと私は同世代だと思いますが、原辰徳に対しては同じような感想を持っていたと思います。「原を見ていると腹たつ」なんていう同級生が多かったですね。でも今の精神的に線の細い野球選手にはそれがかえって幸しているのだと思います。堀内や東尾みたいなドスの利いた人間よりも、原のようなタイプの方が「優しい」と感じて力を発揮するのではないでしょうか?

投稿: ガトリン | 2009/11/12 21:23

>ガトリンさん

渡辺久信も「寛容力」の人ですしね。今の選手は権威で抑えつけてもダメということかも。

ただ、2人とも「優しさ」はあっても「甘さ」はない、とは感じます。

投稿: 念仏の鉄 | 2009/11/13 11:04

巨人は「幹」になる部分と「勝ちながら育てる」部分の区分けをしっかりしていく姿勢があり、とっても好感が持てます。これからもフロントの詳細な分析と補強が不可欠。4番打者を10人取るような長嶋監督時代の補強はやってはいけない。

原監督は管理能力、算段が他球団の監督と比べてしっかりしている。どの球団でも中々生え抜きでそういう監督でてきませんよ。でも食材を用意するのはフロントの役目。

巨人が大きく変わった一つに「走れて守れる」選手がとてつもなく増えたこと。例えば、中日は守れない選手は起用しない方針を一貫している。

阪神は巨人軍の戦力を越えました。これは巨人軍にとって恥ずべきこと。もう巨人は12球団1の戦力とは言えない時代になっている。これはよいことかもしれないけれど、強い巨人を目指す側からすれば、フロントの育成と補強のアンバランスの怠慢といわざるえない。油断するとすぐに脆弱になり、どちらも欠けては成らないと思う。もう巨人は戦力的には球界の盟主ではない。残念ながら阪神に負けている。これをどうするか。大型補強というならナベツネさんも10億だしても25勝できる投手を連れてくると言ったのなら口先だけでなく本当に補強して。1点集中で残りは若手育成。本気で戦力分析して原監督に協力してやれ!と言いたい。連覇にもう少しこだわりを。慎之介とガッツとラミレスぐらい。終盤連覇する気あったのは。

OBも投手のスカウティングぐらいできるでしょう。スカウティングもしっかりやってほしい。


投稿: 原輝け | 2011/01/29 16:47

ボウカーのような選手を出すのであれば、巨人の若手(大田等)を出すことが、今後の巨人にとって必要なのではないでしょうか!!!
折角ドラフトで入団させたのであれば、育てることも責任の一つと考えます。
ちょっとへまをすると使わないのであれば、才能のある若者をつぶしてしまうのでしょうか??
昨年から、ダメな外人を執拗に使っているが、育成しないのであれば、入団させない方が、当人のためになると思います。
ダメな監督にならないように・・・
優勝はできないわ、選手は育ててないわ、では悲しいものがあります。
以上、辛口のG若手育成会会長でした。

投稿: G若手育成会 | 2012/04/18 08:15

>G若手育成会さん

では、新外国人選手が、よく打つ優良選手だった場合には、若手の扱いはどうするべきとお考えですか?

育成戦略の在り方と、外国人獲得の拙劣さの問題は、ある程度切り分けて論じた方がよいと私は思います。双方とも、監督の問題というよりは球団の問題だとも思いますが。

投稿: 念仏の鉄 | 2012/04/18 23:08

一言で言ってがっかりです。
間接的とはいえ暴力団に1億もの資金提供した事実は動かしようがない。
そもそも何に対して反省しているんだ?
家族なにか、球団なのか、それともファンなのか?
「その全てです」なんて言い訳を聞くつもりは1mmもないぞ!

最初に謝罪すべき相手は誰だと考えているのか。

挙句の果てには「心のつかえというか、そういうものがこのところあった。何かモヤモヤが取れたようで、逆にこういう事柄に感謝したい」って、あきれて口が塞がらない。
そんなあなたが巨人の監督である資格があると思っているんですか?
男のかけらが残っているならとっとと監督を辞職しなさい。

投稿: cylon | 2012/06/20 21:55

暴力団関係者に一億円も払うなんて正気の沙汰ではないですねぇ、原辰徳本人は暴力団関係者ではないと言っていますが、でしたら、なぜ?一億円も払ったんですか、脅されて、自分を守るために払ったんじゃぁないんですか、だったら誰が考えても相手は暴力団関係者だったと解釈するのが普通でしょう、プロ野球ファンを馬鹿にするのもいい加減にしてくれ、あなたみたいないい加減な監督は巨人軍に必要ありません、今すぐ永久追放です。

投稿: 巨人 | 2012/06/21 20:22

暴力団関係者では無い、少なくともそういった認識は無かったと言いますが、暴力団でない人間が1億もの金をゆすってくるわけがないでしょう。
1万歩譲って「暴力団関係者とは思わなかった」のが本当だとしたら、判断力がゼロであり、人を見る目も持ち合わせていないということになる。
つまり、いずれにせよ巨人の監督職という責任を担える人物で無いことが明らかなのではないでしょうか?

投稿: 昔は巨人ファンだった… | 2012/06/22 22:23

まぁ なんとも締まらない問題をお越していたもんですね。浮気をした女に暴力団に垂れ込まれ、日記を一億円で買わされた。そして、反省していますと言いながら、清武さんまだ間に合います。反省してくださいと、人のせいにする始末、まぁ こんな人間が巨人の監督とは情けない、顔も見たくない、辞任してくださいお願いします。

投稿: 仏 | 2012/06/23 19:28

愛人は何人いるの?息子があんな感じだから甥っ子にいっちゃうよね♪愛人に息子でも作らせるつもりだったのかな?今日の試合はナイスはいさいだね…主力を殺す手段は相変わらす゛だね…

投稿: アンチ | 2012/10/28 21:15

巨人軍選手は大好きだが、バカの原と渡辺じじいは早く辞めて欲しい。所詮じじぃの言いなりはバカ原だけだよ 松井さんはどきたない渡辺巨人などには来なくていい。まともな所で活躍期待。巨人軍は渡辺とまともに戦える真のスポーツマンを監督に ともあれ原はいち早く辞めろ 二流半の原などで今までのファンを減らすな。

投稿: 岡田 | 2013/08/31 16:37

何一つけじめつけられない最低な男が巨人の監督だもん

投稿: アンチ原辰徳 | 2014/04/27 19:23

アンチ原辰徳万全

投稿: アンチ原辰徳 | 2014/04/27 19:33

公開したままだと当方が法的責任を問われる可能性があると判断したコメントを非公開としました。あしからず。

投稿: 念仏の鉄 | 2014/06/18 09:41

外国人選手頼みの打線のままなら、投手陣の育成は出来ない。逆転勝ちが出来なくなったから、打線頼みの野球は難しい。

投稿: ぼっち | 2019/04/29 17:57

私は原監督は巨人のガンであって早く止めて欲しいと思いますね。広島から丸を獲得し他球団から選手を取らなければ所詮優勝など出来ない監督でしょう。歴代藤田監督や長嶋監督とは違う監督。丸がいたら高橋由伸監督でも優勝できたと思います。また原監督時代に巨人歴代4番を作れない監督です。本来は太田選手を育てなければならなかった。長嶋監督は松井を育て、由伸監督は岡本を我慢しながら使い4番に仕上げた。そして自分の無能をさらけ出しソフトバンクに4連敗。それを指名打者がないことを理由にするなど本末転倒です。今度は人的補償の撤廃ですからね。人的補償で他球団がもらうのはほぼ巨人だけです。優秀な選手を獲得しながら、育てられないから他球団に取られる。巨人は球界のリーダーでなければならない。その為には原巨人は早く止めなければ巨人に未来はない。

投稿: ジャイアンツファン | 2019/11/16 18:47

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受信: 2008/10/28 14:22

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