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ここで折れられても…

日韓戦の結果や内容はともかく(あれに驚けない自分が哀しいが)、
岡田監督が「進退伺をした」と記者に喋ったことには驚いた。

これはまずいやり方だ。
伺うのは勝手だが内緒にしてほしいし、喋るくらいなら、すぱっと辞めた方がいい。
岡田には「出処進退の見事な人」という印象を持っていたので残念だ。
ここまできて心が折れるとは。

どうせなら、日本を出発した後で突如として辞任し、
大木武が代理監督になって、「甲府サッカー」でカメルーンやオランダを相手に玉砕する…、
とでもいうことになったら、3戦全敗でも私は支持する。
(タイミングを逸して書きそびれたが、オシムが倒れた時に、
 「この際、大木武に賭けてみたらどうか」と思っていた)

ま、万にひとつも実現はしないだろうけど。

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コメント

同感同感。コーチの名前を見て同じことを考えてましたよ。あのサッカーは魅力ありましたからねー。所詮弱者の戦術ではあるものの、W杯では日本自体が弱者なのでバッチリ適合するはずです。
まぁ今選ばれている23人で甲府サッカーができるのかという問題はあるんですが・・・。

でも「世界を驚かせるサッカー」という当初の目標は達成できるかもしれないんだけどなぁ。当初の発言の趣旨とは全く違った意味になっちゃうんでしょうが(笑)。

投稿: REI | 2010/05/26 19:44

>REIさん

>所詮弱者の戦術ではあるものの、W杯では日本自体が弱者なのでバッチリ適合するはずです。

こういう観点から代表監督を選ぶ、というやり方もあっていいと思います(その点では、野球の代表監督とはだいぶ条件が異なります)。

>でも「世界を驚かせるサッカー」という当初の目標は達成できるかもしれないんだけどなぁ。当初の発言の趣旨とは全く違った意味になっちゃうんでしょうが(笑)。

私は、むしろ、そういう意味で世界を驚かせてほしい、とワールドカップに日本が出るたびに思ってます(ドイツ大会のブラジル戦の前にも、そんな趣旨のエントリを書きました)。

投稿: 念仏の鉄 | 2010/05/28 01:42

>カメルーンやオランダ相手に玉砕する…、とでもいうことになったら3戦全敗でも私は支持する。

そんなこと支持なんかできませんよ。
監督は結果がすべての世界なのだから3戦全敗しないように考え采配するものであり、岡田監督の指揮で難しいとなれば辞任なり解任はやむを得ないでしょう。
かつて日本代表がW杯初出場したときの最終予選の途中で加茂周監督を解任し岡田監督にしたわけで、そこで日本代表はなんとかグループ2位に入り込み、3位決定戦でイランに勝ちW杯初出場を決めました。
玉砕なんかしてほしくはないし、3戦全敗ではどなたが監督であろうが支持などできません。

投稿: バイアウト | 2010/06/09 09:47

お久しぶりです(^^)

今後の礎になるのならどんなひどい負け方もいいのかもしれませんね。極端な話「今回はU-23で臨む」としても、それが「次回(またはその次)本気でTOPを狙う」のならそんな暴論もありかもしれませんw(それで本当に選手が伸びるかは別の話として)

とりあえず、今岡田政権は「ムッシュの遺産」を食潰した前政権と同じく、何の進展も無い意味のない負け方をしそうですが(T_T)

あ、ちなみにオシムが指揮を採っていてもいても今回は難しかったとはおもいますけどね。でもまさに「将来のため」になるW杯にはなったとおもいますが。

投稿: 一介の論客・KTY | 2010/06/10 16:24

>バイアウトさん

そうですか。


>一介の論客・KTYさん

要は、「この大会で何をしようとしているのか」「そのために適切な準備ができているか」という2点がきちんとしていれば、見ていて納得のいく内容の試合ができるでしょうし、その結果がどうであれ、受け止めることはできると思います。2006年大会では、そのすべてが不十分だった。
岡田監督が率いた1998年大会は、あの時はあれが精一杯だったのだろうと思いますが、今回はそうは思えません(岡田監督でここまで来てしまったことが適切な選択だったのか、ということも含めて)。

>極端な話「今回はU-23で臨む」としても、

2002年大会は限りなくそれに近いチームでした(笑)。もっとも、あの時は、別に将来のためというだけでなく、それがその時点でのベストでもあったわけですが。

いずれにしても、ワールドカップ本大会においては、日本にとって最も大事なのは試合内容だと私は思っています(例外的に、どんな手を使っても上位進出を目指すべき大会もあるとは思いますが、今大会は残念ながらそうではないと捉えています)。

投稿: 念仏の鉄 | 2010/06/11 09:36

日本勝利!やったぜ!
大久保と松井のサイドが特に良かった。
オフェンスに人数をかけられない分、三人で点をとれたことが勝因。松井のセンタリングに大久保が競り合い、本田のゴール。それをキーパー川島を中心になって守り抜いた。ナイスゲーム!
ただカメルーンの国内リーグでプレーの経験がある戸塚さんに言わせると10回やれば7回勝てるレベルとのこと。
オランダはもっと強敵であるし、デンマークも日本よりは格上。
ただカメルーン戦で勝ち点3取ったことは大きい。よくやった!

投稿: バイアウト | 2010/06/15 01:06

原博実 日本サッカー協会強化担当技術委員長の話
先取点が大きかった。
相手も初戦で本来の力を発揮していなかった。
内容はともかく初戦で勝ち点3をとれたことを評価したい。
(6/15日刊スポーツ)

さすが浦和や東京で監督をされていた原さんである。
実際後半はかなりカメルーンにおされていた。そこは反省点かもしれない。
しかし勝ちは何事にも変えられない。協会の方も見るべきところはしっかり見ていた。

投稿: バイアウト | 2010/06/16 18:24

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