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南アフリカのスタベン。

 10日に発表されたワールドカップ南アフリカ大会の日本代表選手選考についての感想。

・全体に「結局○○か」「やっぱり○○は外したのか」と言いたくなる要素の多い選択だった。
 それが悪いとは言わない。この顔触れが、岡田監督にとってのファーストチョイスであり、いろいろ試してみたけれど、やっぱりファーストチョイスには及ばなかった、という事例が多かったということだ。それはそれで仕方ない。監督は結果で語るしかない。

 ただし私にとっては、石川ナオの不在がすべて…とは言わないが、本大会への興味は著しく減じた。

・79年組物語としては、滑り込んだ稲本が楽しみ。小笠原が外れたのは残念だ。小野の物語は清水にあるのだろう。

・「スタベン(マルC:川崎宗則)」要員として川口を選んだ、という説明には驚いた。
 2002年大会でベンチから楢崎を睨んでいた目つきを思い出すと、第3GKという役回りがこれほど似合わない選手はいない。8年経って、川口も変わったということなのだろうか。
 「そういう話ならカズを呼べばいい」という声もテレビで耳にした。だが、監督にしてみれば、フィールドプレーヤーは20人でも足りない心境だろう。もっとも出場の可能性の小さい第3GKにこの役回りを託す、という考え方そのものは理解できる。
 ただ、それがよりによって川口か、というのは感慨深い。高校選手権で優勝してマリノス入りしたのが94年だったか。もう16年も経つのだな。

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コメント

おっしゃる通りですね。
同感です。

私も石川が外れたのは本当に残念です。

岡田監督が一矢報いるのか、それみたことか!
となるのか、しっかり見届けたいと(笑)思います。

特に、ガラタサライ在籍中、トルコをイマイチ満喫出来ていなかったらしい稲本には、トルコの選手の分も是非
活躍して欲しいと思っています。

投稿: arif | 2010/05/15 08:58

>arifさん

79年組で最後に残ったのが主力の遠藤と控え?の稲本、というのは、99年のナイジェリアでの2人を思い出すと、感慨深いものがあります。

投稿: 念仏の鉄 | 2010/05/17 00:52

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