NPB統一球変更隠蔽に関するツイート集。
これまた「今さら感」ですが、まあ一応継続中の事案ですし。しかし、調査するのに第三者委員会作るほどの大きな組織なのかNPBって。
●6月12日
「飛ぶボールでした」じゃなくて、去年が「飛ばなすぎるボールでした」ということだな。昨年、仕様から外れたボールを使っていたことが、そもそもの問題。そのミスを隠すために、嘘に嘘を重ねた結果がこの騒ぎ。お粗末すぎるNPB。
ボールの仕様の変更自体は、規則の範囲内であれば、公表すればよかっただけのこと。根本的な問題は、そもそも統一球は国際試合に対応するために導入したはずなのに、今年のWBCで選手たちが大会球にすんなり対応できていなかったのでは?という点。ここをしっかり検証しなければ意味がない。
昨年のボールが規定外になってしまったのは、技術的な問題。今年、仕様の変更を隠していたのは、組織の誠実さの問題。どちらがファンに嫌われるかは明白だ。NPBは自ら問題の次元を深刻な方向に導いてしまった。過去に不祥事で泥沼にはまった企業の轍を見事に踏んでいる。外交、下手すぎ。
ただ、野球のボールの品質が記録にどれほど影響するかは、あまり神経質になっても仕方ないのでは。ドーム球場でなければ試合ごとに気象条件が異なるし、外野フェンスまでの距離やフェンスの高さもまちまち。バットの品質だって選手が選べる。MLBのボールの品質はかなりバラツキがあると聞く。
嶋選手会長は労働環境が変わったことをデメリットのように語っていたけれど、野球の成績は相対的なものだから、ボールが飛ぶようになったことで得をする選手もいるわけですね。
統一球の件、選手や球団が文句を言うのはわかるけれども、一部の新聞が「ファンに対する裏切り」と批判しているのがよくわからない。個々の選手にとっては損得があるだろうけれど、野球全体のレベルが変わったわけではないし、見世物としての価値が損なわれたとも思わないのだが。
●6月13日
2010年までは5種類くらいのボールでも普通にプレーしていた選手たちが、統一球になったら飛ぶの飛ばないのと文句を言い出した。つまり、統一球の導入は選手の環境への対応力を弱めている。その上、MLB球やWBC球への適応にも効果がないとなれば、統一球という仕組み自体をやめた方がよい。
コミッショナーは、隠蔽がどうこうというよりも、当初の2年間の試行期間が過ぎても、ろくに功罪を検討せず、統一球を使い続けていることによる混乱に対して、大いに責任を感じて対処してほしい。むしろ、いろんな球が混在している方が、選手の国際試合への対応力は高まるんじゃないの?
@south_zonnbi まあしかし、よく打つ人が加入したからという面もありますしね。西武は統一球1年目の2011年より本塁打が減ってるけど、これは要するに中村がいないから。
※楽天の本塁打が今シーズン急増したことについて
@south_zonnbi もちろん、全体的に本塁打が増えてることは間違いないです。個人的な印象としては今年くらいでちょうどいい。だから、ボールの品質を調整したこと自体は間違ってないと思うんですけどね。MLBは貧打の年が続いた時にストライクゾーンを調整したとも言われてますし。
統一球の件、各球団の見解に温度差があって面白い。コミッショナーの選任方法の問題にまで踏み込んでいるのは楽天だけかな。昨年、再任に2球団が反対したと報じられたが、その一角なのだろう。RTした党首さんのツイートの通り、問題の根幹はコミッショナーを誰がどう決めて何をさせるか。
そう考えると朝日新聞の「加藤やめろ」キャンペーンは奇異に映る。RTした党首さんのツイートのように、問題はコミッショナーを誰がどう決めて何をさせるか。西村編集委員は加藤氏の辞任が「野球ファンの幸せにつながる」とか書いてるけど、留飲が下がるだけで、何かが改善されるわけではない。
@augustoparty ポジショントークとしては、「コミッショナーの選任や動向が一部の球団の意向に沿いすぎていることの弊害」という論調に向かいそうなものなのに、今回は加藤氏への個人攻撃に終始しているのが不思議です。
※朝日新聞の論調について
@augustoparty そんなところかもしれませんね。ドラフト裏金問題を激しくやってた頃は、払う側だけが悪で受け取る側はイノセント、学生野球は一方的に被害者という奇妙な論調でした。今回は、加藤氏が悪いと言ってる限り、ブーメランになる心配はないですね。
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